平和の国のレイルウェイ (16) 名残を遊ぶ

ふー。今週は何故か異様に忙しかった。ので1日すっとばしたけど、山陽遠征最終回。ちなみにこの後、6月中旬の神戸編(大半は非鉄)が1週間分くらい控えているが、次の更新は先週の話を1回分だけ先行して出す予定。東京ネタは神戸の後ね。


本通で下車して昼食。前日に岡山でうどんをいただいたにも関わらず、またうどん。そういう気分だったんだよ、きっと。全然味が違うから多分大丈夫。
原爆ドームを眺めながら、川沿いの風でしばし涼んだ。帰りの新幹線までは、まだ少しばかり時間がある。どうしよっか、と相談しつつ。大枠以外はよく言えば臨機応変。言い方を変えると行き当たりばったり。そんなゆる遠征もいいもんだ。

あまり頑張ると疲れるので、さほど遠くない駅をめざすことにした。

緩やかな坂の先を、相変わらず高頻度で電車が行き交う。その割に、西行きの電車はしばらく途切れた。遥か向こうで信号にひっかかる車両を眺めて待つ。

ようやく現れたムーバーに揺られること、20分。

西広島に着いた。面白いものがあると彼氏さんが言うので、そちらを観てみると。

わ。なんですかこの狭小出口は。

外から観てみると、まぎれもなく電停入口。ものすごく抜け道ちっく。

それを確かめて構内に戻ると、踏切が鳴って電車がやってきた。

乗ってきた時は意識してなかったが、なにげに結構な S 字曲線。

一番端のホームには、黙って待機中の車両。新車かとだまされそうになったが、これでも12年選手。ムーバーが出る直前くらいの世代らしい。

先程堪能してきた「まつり」の旗が、階段の脇ではためく。

しかし、さっきから思ってたけど、この光景にものすごいデジャブを感じる。特にこの屋根。

ま、何のことはない。その記憶のソースは間違いなく彼氏さんのブログ。

広島駅へ戻る車中。途中で着席した後は寝てしまったらしく、記憶は途切れ途切れ。なんだかんだで、暑い中での屋外活動は体力使うよね。

こうして、内容のぎっしり詰まった山陽の旅は、帰り道を残して「終端」に到着。ここで2人ともカメラをしまい、新大阪までレールスターの広い座席に身を委ねた。
そういえば、本格的に鉄分100%の週末は久々だったかもしれない。それが当然のように成立するのは、趣味が一致しているが故のことか。

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