平和の国のレイルウェイ (15) 違いを解る

ごくわずかながら某誌前号の原稿料が来て、なんとなーく「相場と面積の比率」が見えたような気がする。ついでに振込への切り替え用紙も同封されてたが、果たして次はあるのか。
さて広島ネタ、車庫内の話はこれで最後。

低床タイプの max と、そうでない車両を並べて床下を見比べることができるという、ピット見学のコーナーにやってきた。

ここでも西鉄 OB の出番が。わたしたちの前にも結構人が並んでいる。

では早速階段を下りてみましょう。

まずは max の底を観てみる。

わー。骨組しかないよ! 機器は全部屋根上にあると頭では判っていても、じゃあどうなっているのかと言われると、普段は観れないもんね。路面に限らず、電車の床下といえば箱が詰まっているものだという先入観が強いと、これは結構インパクトあるかも。

続いて西鉄車の底。

って、微妙に伝わりにくい絵ですみません。普通の電車の床下って感じ。

階段を上がる前にふと前方に目をやると、普段あまり観れないグランドレベルの視点。

ドアの構造や段差を観ても、床と同じように max がフラット化しているのがよく判る。

これでだいたい観たかな。あ、そういえばさっき100形は観たけど、隣の無印ムーバーをスルーしてしまった。せっかくだから涼みに行こう。

実際、休憩所として使われていたような気がする。冷房が効いて低床でキャパあるからかな。

窓がでかいと、かなり鮮明な鏡になる。

こちらの車内は青系で揃えているようだ。そのまま通り抜けて車外へ出た。

そんなこんなで、小一時間。最後に、比較的コンパクトな敷地に様々な世代の車両が詰め込まれた場内を見渡す。

趣味的な見地から、バリエーションが多いこと自体に価値を感じる昨今。広島を路面電車王国と彼氏さんが呼ぶのも、身をもって納得できたひとときだった。

そして電車に乗ろうとすると、またそこにも新旧車両が当たり前のように並ぶ。これが日常。

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