異邦人、香港へ行く (7) 叮叮紀行/上環〜屈地街
26 Oct 2014
今週末はさいたまでプチ農家(庭のみかんの剪定とか)してきた。高枝切りばさみが少し使えるようになったよ。庭仕事全般的に自分の実家では縁のない話だったんで、逆にちょっとおもしろがってやっている部分もあり。
さて引き続き香港レポ、2日目に入ってようやく本格的な現地のお話開始。
で。延伸が進む路線の、現時点での終点で下車。地上に出てまず両替、ちょうど切らしていたリップクリームを買ってから、トラムの電停に向かう。今日はとことんトラムに乗りまくるのが第一目標。
さっそく電車が来た。うわ、幕が LED だ。
2階最前にごくわずかしかないかぶりつき席が空いていたので、当然座る。うわ、車内にも LED が。便利になったなぁ。
わたしはこれが初香港ではない。随分前のことになるが、返還を目前に控えた6月に一度来ている。ただトラムには中心部のごく一部区間でしか乗っておらず、写真もたいしてないので、気分は新鮮そのもの。
当初からデモの影響がほぼない上環以西は、沿線も平和そのもの。次から次に車両とすれ違い、先行車両もつかず離れず。
一応軌道内は電車優先のはずだが、しれっとバスやトラックが後に続いていたり、駐車車両を避けようとはみだしている車がいるのはわりとよくある。あと、台車が堂々と車両間を抜けてごろごろ行くのもかなりよくある。
この界隈では「海味」の2文字が多発する。シーフード(の干物)を扱うお店のエリアは、後日また来るとしよう。
だいぶ西へ進むと、路上に分岐があらわれる。
屈地街は電車廠(車庫)のあるところで、車庫入りせずここで東へ折り返すことも多い。ちょうど折り返しループに入っていくやつがいますね。過去にはちょっとルートが違ったようだが、つけかえの跡がかなり残ってる辺りは結構てきとーである。
もうちょい進むと、車庫内に出入りする線路。そこらじゅうにポイントがあって視覚的には楽しいが、通過する分には揺れる回数が増える。
線路はさらに先へ。もっと昔は海沿いを走っていたとも聴くが、開発に伴って埋め立てが進んで海岸線が遠ざかるのは日本でもよくあること。
そして住宅の数が増えてくる。随分とのっぽな集合住宅が多いが、この程度じゃまだまだ序の口であることに気づくのはもっと後のこと。
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