うちのなつやすみ ’13 (8) 脇道の終点

先日の台風は華麗に早期スルーしてくれたわけだが、今度の台風はまともに首都圏来そうやね。明日昼までの食事には困らんので、夕方には天気落ち着いてくれると助かるな。
さてさて、お忘れかもしれませんが夏帰省のお話はここから3日め突入。

実家で朝食後、のんびりと出発。京都にやってきた。

おひさしぶりの嵐電。どのくらい久々かというと、まともに撮影した記録が唯一あるのがなんと08年。まさかの5年ぶりである。もっとほいほい来てる気がしてたけど、嵐山は阪急使うことも多かったからなぁ。
ではさっそく出発。

車庫にはあれやこれやが並んでいた。貴重な旧色丸形もこちらに。

やはり併用軌道のダイナミック感を味わいたいのが人情というもので、ついつい最前かぶりつき。

でだ。今回ここを訪れた最大の目的を果たすため、帷子ノ辻で下車。

中の人ともどもパトカー柄を見送って、支線ホームへ。

なんちゃってレトロのチョコ色が留置扱いになっていた。

支線である北野線は、沿線に寺が多いためか、思ったより混み合っていた。終盤で寺系の駅名が4駅続くのはさすがとしか言いようがない。

なわけで、終点・北野白梅町に到着。前回訪問時、時間がなくて(W 撮影のついでだったから)やむなくスルーした支線を乗り通したことで、ようやく嵐電も全線乗破完了となった。

せっかくなので、いろいろ観察。

わりと標準的な終端。路面電車としてはかなり立派な方に入ると思われる。昭和の面影を色濃く残す案内看板もいい味出している。

外に出て駅舎を振り返って思い出す。京福電車。京福といえば、つい2日前に乗ったえちぜん鉄道のかつての運営事業者。もしアレが譲渡されていなかったら、遠く離れた地で同一会社の路線をハシゴしていたことになる。

そんな大人の事情はさておき、側面に掲げられた駅表記は雅な雰囲気を醸していた。

近隣のお店で昼食をとって、折り返しの電車をしばし待つ。

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