うちのなつやすみ ’13 (9) 彩色の円柱

心配された台風だが、うちの界隈は想像以上に収まりが早く、昼前には洗濯物を外干しできるレベルになっていた。旦那さん含め通勤の皆様はもろ影響くらったようで、何はともあれおつかれさまでした。
では引き続き夏帰省の京都から。

以前から気になっていたことがあった。江ノ電においては猛烈なえのん推しが繰り広げられているわけだが、では同社と合同企画で生まれたあらんはどうなのかと。京都らしく奥ゆかしく、そんなにガン推ししてないのかな、とか。

来てみたらとんでもない。むしろ推しまくってた。しれっと掲示物に潜み、あげく専用 IC カードの柄にまで。

どっかで聴いたような企画も開催中。そしてここにもあらん。なにかと便利なゆるキャラを、従来持たなかった会社の考えることは一緒のようだ。

と、そんな考察はさておき、帷子ノ辻に戻ってきた。そこへ不思議な電車が。

貸切とある。が、通過する車内を目で追っていたら乗客は男女2名のみ。すげーカップルで貸切とか太っ腹やわー! とその場では思ったのだが、真相はこの後明らかになる。

次の電車で嵐山へ。ここで観てみたいものがあった。

おーあるある。先般リニューアルされたという構内に並ぶ、鮮やかな柱。

京友禅をあしらったもので、柄はそれぞれ異なっている。

線路脇にも遊歩道として、柱に囲まれた回廊が続いている。

奥の方には龍のいる泉も。

本来、この柱が真価を発揮するのは夜である。

内側から光ったらさぞかし見物なのだろうが、今回はスケジュールの関係上夜の訪問が難しかったので仕方ない。またそのうち機会があれば。

駅舎内の自由通路は終日暗めなので、雰囲気をちょっとだけ味わうことができた。ってここもビール推しですかい。ビール電車じゃなくて駅ビールだが。

なお、2人貸切電車の謎は到着直後に解けていた。

当駅で団体さんが乗り込んでおり、彼らを前にマイクで喋るのは、さっき車内にいた女性。なーんだ、幹事か。先程の走行シーンは単なる送り込み回送だったことになる。ロマンチックな想像して損したかね。

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