橋のむこう、再会の場所 (3) 館に眠る勇姿
6 Mar 2022
先日の昼食ハプニングにより、転居以来使っていたダイニングチェアがだめになりまして。昨日さっさと新しいのを買ってきた。ニトリも覗いたが取り寄せ品ばかりで、結局イケアからお持ち帰り。まだ慣れんけど、まあそのうち馴染むでしょ。
さて引き続き年末四国、鉄道文化館後編。
南館の中にも保存車両が複数並んでいる。
これまたすっかり正月な装いの C57。
四国で長いこと走っていたというキハ65。
そして DE10。いずれも工場や公園などに長らく置いてあったものを、改めてここを静態保存の場とされたようだ。
ものによっては車内に入ることもできる。ボックス席に座っていかにも昭和な設備(栓抜きとか)を眺めたり、
運転最終日の燃えかすまで一緒にとってあるカマを覗き込んだり。
という保存車エリアより手前、南館に入ってすぐのところには、ジオラマも設置。
すぐそこの駅の再現度がすごい。ちょうどあと数分で運転タイムだというから、せっかくなので観ていく。
0系風のアレやら、さっき実車に出くわしたアンパンマンやら、いかにも四国らしい顔ぶれが走り回る様子を、気がつけば結構な数のギャラリーが見守っていた。
ひとしきり回って、最後に周囲をちょっと観察。
ちょうど普通の電車が来たところ。形式番号が独自路線だったりするのも含めて、なんとなく独特の雰囲気。
南館ができたのと同時に、駅前の再整備も行われたようで、すっきり整った駐車駐輪スペース。背後に控える山々の中には、石鎚山も見えているのだろうか。
跨線橋を戻り、ついでに伊予西条の駅も拝見。いかにも国鉄時代からの駅舎っぽい表情。
外観に比して改札は至って小規模。発車を待つ人たちは、ホームより待合室を使うことが多そうに見えた。
最後に、これまた鉄道文化館と合わせて整備されたと思われる近隣施設にも寄ってみた。
観光交流センター。ちゃり貸し出しなども行っている中、注目したものがひとつ。
「うちぬき」。不思議な名前だが、要するに湧き水でございまして。昨今のご時世を踏まえると試飲は無理か、と思いきや、ひしゃくと使い捨て紙コップがバッチリ用意されていた。うまい。
そんなこんなで、西条での寄り道は終了。あとはひたすら松山へと向かい、2年ぶりの実家入り。父は翌日帰宅とのことで、母と3人で大街道へ出向き、おいしいディナーをごちそうになった。
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