みやこの空梅雨に (2) 漆黒への挑戦・前編
29 Jun 2009
ものすごく久々に傘をさした気がする。多少は降らないとね。
で、土曜ネタの続き。京都までの昼特が激安すぎて、桂川の正規運賃より安い。ので京都まで往復買って、これを活かして寄り道してきた。
桂川駅に戻り、すぐ来た各停で京都へ。急いで北口のバスターミナルへ向かい、205系統を待つ。これが、なっかなか来ない。今思えば、寸前に1本出てしまったのだろう。ともかく来たのに乗って、バス停4つぶん進む。公園を抜け、入場料を払って奥へ。予定ではあと10分少々。まだやってますように。
いたー!
しばらく試行錯誤で撮ってると、動きそうな気配。斜め正面に移動すると、やっぱりそれは動き始めた。
足元からぷしゅーっと地面に叩き付けられる蒸気。
あと30分早く来れれば、SL スチーム号として運転されているところを観れるはずの車両。運転終了後に動く様子だけでも観たくて駆けつけた次第。
まっすぐ目の前の転車台に収まる。そして、ぐるっと180度以上の大回転。狙っていたわけではなかったが、偶然わたしに真正面を向けたところで回転が止まった。
ぷしゅー。また吹きながら今度はバック。ずっと下がって、最終的にはディーゼル車の隣に落ち着いた。
今度は煙突から白煙を吐き放題。辺りが特有の香ばしさに染まる。
あー、やっと来れたよ梅小路。
行った方々の話に触れるたび気になっていた、蒸気機関車館。いつでも行ける距離が、かえって機会を失わせていたのかも。新幹線以外の見聞も広めたいという気持ちが最近強いこともあり、京都市内に入る機会を活かして訪れてみた。
早速、扇形車庫の中へ。いの一番に圧倒されたのは、大きさ。
目の前に立った印象を写真に表せてないのがもどかしい。車輪の直径が…わたしの身長とほぼ一緒…。でかいよ。でかいよ蒸気機関車。もうこの時点で、ぽかーん。
車体と車輪の隙間から向こうの車両が見えたりする。
扇形で並ぶ最前部すれすれに柱があるので、複数車両を一気に収めるのはなかなか苦労した。
ならばと、運転台に上がれる階段を昇ってみる。庫内で1ヶ所だけ、俯瞰できる展望台があるんやね。
上から見下ろすのも初めて。黄金の環を冠した煙突が並ぶ。丸い胴体に沿う形状で煙突をくっつけているのも、言われてみれば自然な形だけど、予備知識のない人間にとっては新鮮な発見。
転車台を挟んで向かい合う2両。空きスペースも含めてずらっと並んでいたら壮観だろうなと、ふと思った。庫内に11両も並んでるだけで結構すごいけど。
後で数えて驚いてんけど、わずか1時間の滞在で撮ったのが50枚。だいぶ絞って20枚。だからまだまだあるんだな。続きは明日。
Comments
こんにちは。
すぐに行ける場所だと中々行かないものですよね^^;
私も何度も関西方面に行っているのに、梅小路に行ったのは最近でしたから・・・。
写真の動輪、C55だと思うのですが、これと同じくらいとは
Everfieldさんは結構身長が高いようですね。
動輪直径175cmですから。私もほぼ同じくらいです^^;
こんばんはです。
あれ?おかしいな、わたしそんなに身長ないし…と思って
改めて調べたら、数値的にビンゴだったのは8630号機でした。
しかし、4cmのヒール差し引いてもなお10cm以上違うものが
「ほぼ一緒」に見えたとは、人間の視覚っていいかげんですね^_^;
というわけで、実際はごくふつうの身長ですw
近いのに行けてない場所、他にもいろいろあります。
混みそうな夏休みより前にゆっくり観れればベストなのですが。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。