実録・おひとり様物語 誕生編 (4) 鉄道の日-1

さーて今回最大のハイライトきたよきたよ。
鉄道博物館初日突撃いってきたぜー!!

…あの、半端なく疲れたものの、この充実感は替え難いものがあるわ。だって相当行列したにもかかわらず、狙ったものはすべてミッションコンプリートだからね。すごいわ。たまには自分を褒めたい。
みくしでは超大雑把にしか書けなかったので、こってりとフルバージョン行くよ。写真も撮るわ撮るわの100枚超から厳選しまくりで。きっと相当長いよ。覚悟よろしく。

朝。ちょっとカーテンを開けておいた効果が覿面に現れた。就寝26時にもかかわらず、予定時刻の6:45前に目が開いた。奇跡だ。いや、気合か。

もう普通に走っている電車を見下ろし、すぐさま荷物をまとめ身支度してロビーへ下り、簡単な朝食サービス(パンとコーヒーとゆで卵、でもこれで充分)をとって即チェックアウト。そして7時半の京浜東北で、一路大宮へ。すがすがしいほどの予定通り。
雨の予報は曇りに変わり、どうやらさいたま滞在中は持ちこたえそうだ。

大宮到着。事前に調べておいた東口コインロッカーへ大きな鞄をぶちこみ、ニューシャトルへ走る。
すると。改札前にただならぬ行列。記念切符購入者だった。それは別にいいのでスルーして、とっとと乗車。やはり開館仕様のニューシャトル。

車内は当然大入り満員、だが立ち空間としては比較的余裕。こんなんラッシュのうちに入らんという程度。8時ちょうどのシャトルはすぐに発車し、ほどなく目的地に到着した。はやる心を抑え、長期戦覚悟で、とはいっても朝食直後に昼食を買う気にもならなかったので、ゼリー飲料とペットのお茶を目の前のミニストップで仕入れる。
さーそれじゃ並ぼうかー。

…えーっと、入場口が遥か彼方なんですけど。
そう、優先入場はやっぱり「てっぱくらぶ」の会員 or 前売持ってる人、なわけで。一般入場者は離れたところで待つ。既にわたしの前に、一般人だけで200人程度はいるだろうか。どちらにせよ、10時までは劇的に進むことはまずなかろう。

待つ。ぼーっと待つ。ひまだ。鉄道雑誌買っておくべきだったか。あまりにひまなので、日記をみくしに切り替えた。
と、係員が何やら説明している。なになに、記念スイカ購入には今日専用の引換券が必要で、引換券入手には整理券が必要。その整理券を配る、と。ただし、整理券1枚あたり引換券は3枚まで貰えて、しかも引換券は1000枚しかないので、整理券ゲット=購入確定ではない。ふーん。
なんかそう言われると、貰った方がいいような気がしてきた。「ペンギンがいない」という理由で、記念スイカをそこまで重視していなかったのに、だ。あの、整理券ください。

もらった。微妙な番号やなー。前の人が全員3枚取りとかしたら完全アウトやし、皆良心的やったら貰えるね。さーどう出るか。

って話題をきっかけに、隣の母子さんとお話しできる雰囲気になった。
さして歳の変わらなそうなお母さんに、小学生の息子。聴けば、閉館決定した後の交通博物館にも行ったらしい。関西未放映のためわたしは観ていない、タモリ倶楽部の特集もしっかりチェックしていた。さては筋金入りの鉄親子だな。

9時半頃。入場をスムーズにするためか、前方に詰めるよう誘導される。わたしたちは一般ブロック1列めの折り返し地点になった。
と、今やっと駅から出てきた人が、最後尾が判らないせいか、はたまた確信犯か、列に混じって来ようとする。なにすんだてめー。こちとら8時から並んでんだよ。と言いたいのをぐっと抑えて冷静に冷静に。
すいません、ここ並んでるんで、最後尾ずっとあっちですから。
他の人も同様のことを言ってくれた。そりゃそうだ、皆頑張って待ってんだから。だが、その後再誘導で列が進むと、どさくさでついてきちゃった不届き者も若干いたようだった。もうわたしよりだいぶ後ろなので、食い止められなかったが。

なお、開館前の時点で、我々の行列は2000人(日経)とも3400人(読売、産経)ともいわれる数に上っていたらしい。その後、昼頃に入場中止にまで至っていた(これも日経)ことは、全部終わってから知ったことだ。

あーやっぱり長いわ。入場前だけでこんなんなっちゃった。じゃ10時以降は次に続く!

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