もうすぐ失われる日常の中で

27日の臨時撮りまくり…というほど撮ってないけどその話は後日。
かなりの過密スケジュールに、行くだけで精いっぱいと思われた23日。でも気づけば反射的に手が動いてしまう。おそらく今年最後の、ちょっとゆるめの上京記録。

今更だが新幹線は「乗り物」。乗ってなんぼ。だから毎月の上京のうち、最低1回は W に乗る。今月は今回がその番。

6A、それはおそらく 29A と並んで最も多く乗っている列番。随分前に書いたけど、人生初の500系乗車もダイヤこそ違えど 6A。

賑わう26番線。乗車を待ちつつ、遥か遠くから迫るうなぎの顔を見つめることができるのも、あと2、3回あるかどうか。


正直、こうして「いつものように」乗っていると、また信じられなくなってくる。本当にこの車両で東京まで行けなくなってしまう日が、たった2ヶ月で来るのかと。

でもそれを覚えておこうと思う気持ちが、シャッターを切らせているのもまた事実。

東京に着いた W1 を、ホーム端で人々が待ち構えていた。混み具合が観たくて、つい1号車まで足を伸ばす。

祝日だから殺伐としてるかと思いきや、想像よりはすかすか。

むしろ印象的だったのは、自由席を狙う人の列。他形式なら半分の長さの列が2本できるところだが、1本でこの長さになるところも、乗車口の少ない500系のみの現象。

先代や先々代のカメラも含めて、この2年で数え切れないほど東京駅で撮った。それが可能だったのは、結構幸せなのかもしれない。
発車する 29A を、まだ余裕のあった南端の柵から見送った。

みっちり残業の翌日だったとはいえ、舞浜で疲れた実感はなかった。だから、24日朝の寝坊は完全に想定外。目覚めたのが、押さえておいた 305A 発車の5分前。この緊急事態での乗変を可能にしてくれた EX 予約の威力を、こんなところで思い知る。
朝食を仕入れて、直感で選んだ列車にぎりぎり間に合った。C 編成の 9A。実際これ以上早いものには乗れなかったので、趣味的に選んだわけではない。決して 6A と離合するのが観たいからではないですよ。

…なんだこの説得力のなさ。

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