停車場の人込みの中に (1)
27 Apr 2009
せっかく東京まで出てきておいて、何も撮らずに帰るなんてもったいない。でも今回、帰りに乗ったのが 29A という以外、500の出る幕はほぼなし。
そこで視点を変えてみた。東にしかないものを観よう。
で、東の撮影地を知らないわたしは上野駅にやってきた。理由は単純、雨でも来れて、宿も徒歩圏内で楽だったから。ただ、東北上越系の駅撮り写真で、上野はほとんど見かけない。その訳に気づいたのは現場到着後。
ざっくざく立ちはだかる、見事な柱。新幹線ホーム入るの初めてなんで、そんな事情は露知らず。
だが、そうやって冷静に観たのはだいぶ後のこと。正確には、上りホームに着いた瞬間から大盛り上がりだった。
目の前に停車中の回送。シルバーにグリーン。ま、まさか。
いきなり400との遭遇きたー!
この距離で実車を観たのは多分初めて。通過シーン目撃ですら数える程。完全消滅前に間近で観れてよかった。
なにぶん回送のため、いつ動くか判らない。慌ただしく記録。
ステップ出してなお、この隙間。Max 系列との車幅差を実感。
これ、鳥だとばかり思っていたが、人の顔も兼ねてんのか。
つばさの証。ロゴ縁の汚れっぷりがベテランらしく見える。
そして、横顔。こうして観るとやっぱり、100や200のエッセンスを受け継いだ「東最後の3桁系」やなぁと。
8分後、L11 は東京方面へ去った。折り返しでまた会えそう。制限が多すぎる中でも、構図を考えながらしばらく過ごす。すると、視界を遮る可能性のある21番線に何か来た。これは200っぽいヘッドライ…て、ちょっと待て。今の色は。
K47 参上。ノーマークだった分、喜びもひとしお。
それを見送ると、2分とおかずに L11 が客を乗せて戻ってきた。そして数十秒後、つばさの「2つの顔」が並んだ。
L53+L11。つくづく柱が惜しい。
じっくり観れたのは嬉しかったけど、写真的にはいまいち。本当なら青空の下で撮るのが理想。しかし、東でデザインがツボな2種とも、主戦場は遥かに遠い。東海道500最後の1年とかぶってなければ、東北にも行ってみたかった。
つばさ2本が去った後、夕食に向かおうと在来線フロアまで戻った。が、そこから予定外の延長戦に突入する羽目に。そっちの話は次回。
Comments
こんにちは。
確かに上野駅ホームでの写真ってほとんど見かけませんが、こんな理由でしたか・・・^^;
東京寄りか反対側かは不明ですが、トンネルを覗くように撮れるみたいですよ。
しかし400系に200系K47編成にとてんこ盛りな上野駅でしたね。
延長戦・・・、あけぼのとか北陸とか能登ですか^^
現場に行ってみないと判らない事って、やっぱりありますね^_^;
ともあれ、30分少々の滞在時間にしては大変効率よかったです。
トンネル覗きは試してませんが、大宮方には壁があったので
東京方でしょうか。ヘッドライト効果で遊べそうですね。
あ、延長戦はお察しの通りですw
某中井カメラマンがD3が出たときにISO6400だかの超高感度でトンネルの中を覗くように撮ってた気がします。
今まで撮影地と思ってなかった所で撮れるようになりましたって。
でた、機材の壁…だけじゃないのは判ってますがw
超高感度がなければ、プロの方にもスルーされてたんですなぁ。
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