応援で動く電車 (4) あめふり車庫
20 May 2012
明日に向けて盛り上がっている方が多数おられるようで。うちは特に専用装備を用意したわけでもないので、木漏れ日かピンホールでも仕立ててまったり観れたらいいかなと。写真は皆様におまかせします。
と、そんな他力本願はさておき銚子ラスト。
ここで入場券を買うと、車庫見学放題らしい。随分太っ腹やな。ありがたく2枚購入し、手にとってみると硬券。裏には車両をデザインしたスタンプが押されていて、1人ずつ違うものを選ぶことができた。
では早速見学へ。って、そういえば車庫にはどうやって行くのだね。
目の前には大昔の丸の内線を彷彿とさせる真っ赤な車両。しかしここはホームだし。うーむ。と悩む間もなく、旦那さんがルートを特定したのでついていく。なんのことはない、駅を出て踏切を渡るだけ。
ここが銚電唯一の車庫なので、当然ながら今日本線上にいない車両は全部ここにいたことになる。
洗車機ごしで何がなんだかさっぱりだが、桃鉄ラッピング車。さっきの丸の内風ともども単車なので、閑散期はこちらが運用に入るのだろう。
ひときわ目を引いたのは、奥にいたデキ3。現存する狭軌の電気機関車では最小らしい。いや、確かに半端なくちっちゃいわ。ちっちゃすぎて走る物体に見えないレベル。
さらに近づいてみた。丁寧に保存されているのがよくわかる。
車庫全体でもそんなにたいした広さはなく、コンパクトな構内。
眺めているのは楽しいが、雨もガンガン降ってきたのでぼちぼち屋根のあるところへ戻ろうか。
また外川へ向かう青蛙をデキ越しに見送って、駅舎へ退散することに。
電車が通り過ぎたあとの線路沿いで、また菜の花が揺れていた。
ふう。いかにも実用重視な仲ノ町の駅舎と車庫であった。
ちなみに、次の電車を待つ間に軽く地震があったのだが、都内等のお友達が誰も地震に言及しておらず、銚子との距離の差を妙に痛感することになるが、まあそれはさておき。
東北支援は判るけど、それにしてもやたらと鉄道むすめ系ポスターが貼ってあるのもさておき。
その後、銚子に戻って旅の本題は終了。現地滞在時間よりも自宅までの片道の方が長い旅というのは、なかなかハードなものである。18きっぷで日帰り長距離に挑戦するには、何はともあれまず体力が重要かと。
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