夏暮れる西国 (3) 長駆が休む

カメラのセンサーを綺麗にしてもらってきた。横浜の窓口は初めて使ったが、意外と場所がわかりにくい。あと、ご近所の商業施設が親子連ればっかりでビビった。多分お子様向けショップが多いからだろうけど、ワイアードキッチンでママ友会って光景は想定外やったわ。
なわけで8月帰省は初日の部ラスト。

浜大津までの経路を考えて、往路の新幹線は京都まで。大荷物をロッカーに預けるため、実績のある山科を経由したい。ただその前にスル関チケットの引き換えが必要で、これまた実績のある京都を使うのがベター。
てことで、あえて JR の京都市内区間を捨てて改札を出て、近鉄の駅でチケットを入手、JR に1駅乗って山科、という若干回りくどいことをした。

京阪側の駅前で、石山ともか嬢のお出迎えを受ける。なお、本来なら石坂線では彼女たちの電車も撮りたかったのだが、残念ながら当日運用に入っていなかった模様。

ここから浜大津入りして、昼過ぎまであれやこれを堪能したというわけで。

でだ。意外にも暑くて疲れたのと、昼食後(ちょうど中二病電車に乗る頃)どばっと雨に降られたので、ちょっと早めに撤収。

例によってながーい4両が交差点を占拠する模様を車内から楽しむなどしつつ戻る。

でもちょっとだけ寄り道しましょう。ふらりと降りる途中駅。

四宮。山科の1個手前だが、まるで用事がなかったので初利用。地元民用の駅なのか、駅舎もわりとコンパクト。

京津線にしては珍しく(?)非常に平坦な直線コースの構内。

とはいっても、駅すぐ横の踏切から東を望めば、やっぱり勾配を感じる。

線路が多かったり折り返し線があったりするのは、駅の脇に車庫があるため。

なにか珍しい光景でもあるかと思えばそうでもなく、ふつーに電車がお昼寝中。4両の電車を何本も置くのはちょっと狭そうに感じた。
車庫本体よりむしろ心惹かれたのは、浜大津方面に行く島式ホームの東端。

山のように信号が並ぶ。さらに、丸ゴシックのいまどきな標識に混じって現役でがんばる筆書きの存在感。こういう細かいところで、関西私鉄の歴史の長さを感じるのもまた楽しいものだ。

お気軽見物を終えて、山科から今度は地下鉄に乗り、わざわざ京阪特急に乗って大阪入り。えぇ、単に特急乗りたかっただけっす。半分寝かかってたけど、そのくらい快適ってことでひとつ。
あと、我々にとっては淀屋橋乗り換えも便利。淀屋橋といえば、わたしの元勤務先の最寄り駅である。まさかの寿退社がなければ今も楽しく働いていたと思うが、なんだかんだで退職後もちょいちょいお世話になっている。みんな元気かなー。

などと思い出しつつホームへ降りたら、まさにドアを閉めようとする御堂筋の新車。こんな時に初遭遇っすか…。駆け込み乗車する悪い子じゃないので、おとなしく見送る。

その結果、次に来るのが相変わらずの旧車だったりするのは仕様です。ま、ACCC(非 VVVF)車もいつまであるかわからんし。

難波でいつものようにおみやげケーキを買って、あとは実家でくつろぐ。と思いきや、普段はあえて放置させている Windows Update に着手したり、今年2件もあった葬式を受けて家系図を書き始めたら大変なことになったり、意外とやることは多いもので。

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