花形たちの肖像 (5) 消え行く白

本日にて夫婦とも仕事納め。というわけで、洋食屋さんでハンバーグディナーしてきた。まぁ東京駅でペンのお菓子(帰省みやげ)買いたかっただけなんですけどね。さて、私鉄特急ラスト。

夕方の新宿駅には、明らかに同業な人がどんどん増えていた。その理由の1つめが現れる。

RSE。この時点では引退のいの字も出ていなかったので、撮りに行っておいたのは結果として大正解。

あさぎりではなく、はこね運用。今から箱根ってちょっと遅い気もするが、それなりに意味はあるのだろう。

前回の LSE とそっくりな絵で恐縮だが、地色が違うと印象もまるで違う。

で、ですね。人が多い理由その2。

の到着が近いことを、表示が物語っている。既に定期運用終了のおしらせが出ていた 371 系を、幾人もが待ち受ける。

先端の光が消えないうちに。

さあここからが時間との勝負。

「あさぎり担当」が並んでいるのは10分もない。まぁ走りながら離合するよりはゆっくりできるのだが、なにせ新宿。人の波をかいくぐってうまいことがんばる。

えぇ並んでるんです。わかりにくいけど。

乗ることはないまま終わりそうだが、少し前の世代の新幹線に近い座り心地なんだろうなと妄想。

到着から約20分。まず RSE が動く。

いってらっしゃーい。

残された 371 の発車も近い。ヘッドライトが消されていると、鼻先の光は淡く、それが逆に綺麗だったりする。

そしてこちらも10分後に発車。それを見送って、特急だらけの1日は幕を閉じた。

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