マルーンに雅をのせて (2) こだわりの演出

土日は好きに過ごしたいので、選挙があったら可能な限り期日前投票の機会を使う主義な当家。今回も今日さくっと済ませてきた。て、2週間後にもまたあるんだよなぁ。知事や府議は迷う要素ほぼなかったけど、ぶっちゃけ市議が一番よくわからん。
では引き続き阪急観察の会から。

梅田においては雅洛に限らず、京都線の停車時間はとっても短い。ホーム上も混んでるし、とても全体を観て回ることはできないだろう。とりあえず梅田方の一部だけでも観察しておこう。

7000 系改造車なので、HM があっても見える位置に車番を配置。もともと引っ込んでいたライト周りに金帯を引き、初代京とれいん(ろみお)の外観イメージに寄せてある。うまいことやったもんだ。

この車両の真価は乗車してこそ実感できるところだが、今日は乗ってる時間がない。どうせ客いっぱいでろくに写真も撮れないだろうから、外から見える範囲を楽しむ。

ドア脇には和柄をあしらった帯。座席との間には格子があり、ちょっとしたデッキ風の空間に。ドア上の LED で流れる内容にも、専用のデザインが当てられているようだ。そして床は木目。

側面の柄は複数パターンあり、1号車は大きな扇。7000 系なのに2ドアなのは、中間ドアをつぶして円形の窓を配し、この内側にいろいろと趣向を凝らしてあるから。両端ドアは本来の3ドア配置から動かしていないので、十三のホームドアにも対応可能となった。これを踏まえると、初代が十三通過とされたのはドア位置が合わないから、との説明もしっくりくる。

2号車など一部には、この部分に坪庭が設けてある。外からでも一応ちらりと見えた。実際どんなんかはニュース動画でも伝えられていたが、いずれ実物で拝見したいところ。

そうこうするうちに発車時刻。夕方便でも結構乗るもので、ドア前までしっかり客を乗せての閉扉となった。

閉まったドアもまた特別仕様。和風の引き戸っぽくするために、わざわざ窓を分割したようだ。

見送ったところで、駅側の表示を落ち着いて確認。足元にシールが貼ってあるから、よく考えるまでもなく発着は原則3号線固定ってことすね。

週末ダイヤで1日4本。初代と合わせて日中に1時間おきの京とれ枠が確保され、京都推しが強化されたことになる。

その初代は「快速特急 A」の種別を得た。ただでさえ種別の多い(当社比)京都線、名称に苦慮している様子がなくもない。

もちろん停車駅案内図も更新。うん、やっぱ種別多いな。

とりあえず法則としては「快速とつく方がちょっと格上」てことでええんかね。だったら青いのを快速じゃなく急行にすりゃもっとすっきりするんだが、細かいことはおいといて。

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