遥かなる姉妹の姿 (1) 黄金を行く

ごぶさたしております。連休中盤(平日全部休み)はまるまる帰省、からの後半も半分くらい近場でおでかけ満喫してきた。特に後半は最終日の今日を除けばひたすら天気がよろしく、五月晴れと新緑をたっぷり堪能できたのでよし。
さて今回は花見以前に戻って3月末、久々の一眼撮影から。

どのくらい久々かというと2月下旬以来である(前週の箕面はコンデジ対応)。重いな。まあ体力戻れば慣れるやろ。で、さっそく向かったのは天下茶屋。

ここらへんはまだ全線並走区間なので、泉北も来る。会社自体が来年にも南海に吸収されるというから、独自の会社ロゴをつけた姿はいずれ観られなくなる可能性があるな。
そんな当駅に、今日の主役がやってきた。

当月に入ったばかりの、新しいラッピングを纏ったラピート。

とりあえず走っていることはわかった。特定の狙いがある日に、手ぶらで帰らずに済むとほっとするものだ。

顔に似合わぬ(?)エレガントな装いは、遠くからでも目を引きそうだ。

北上していったなら、難波に行けば多少じっくり観察できるだろう。直ちに後を追う。

てことで、続行の普通列車で移動、発車までの数分を有効に使って見物。

プレスリリースによると名前は「MOB ラピート」。MOB とはスイスの鉄道会社で、観光需要とか勾配とかの共通点をふまえて数年前に姉妹協定が結ばれているようだ。そんな同社の看板列車 GoldenPass Express の側面を模したのがこの柄。

どのへんを走っている路線なのか教えてくれる親切設計。なるほど、インターラーケンよりあっち側ね。

元ネタがゴージャス寄りなので、スーパーシートくらいでちょうどよさそう感もあり。

ラピート特有の丸い窓は、意外とこういうクラシックなデザインにもフィットするようで。

12時半に関空へと向かうのを見送れば、しばらく来ないってのも確定する。難波で昼食を済ませ、再び移動。

乗った車両が知らない間になにか受賞していた。投入から数年経ってなんで今?と思わないでもないが、中の人たちのやる気に繋がるならよし。

撮影歴だけあって駅利用実績(改札通過)がまだだった粉浜にさりげなく足跡を残し、さっとホームへ戻る。

下りで有名な場所だが、上りも撮れないわけではなさそうだ。

まあなんとかね。8両よりは若干楽だった。逆光は気にしないものとする。

著名な立ち位置にはすでに先客がいらっしゃるので、遠慮がちに南側で折り返しを待つ。

が、そういう時に限ってホーム上に通行人がやってくるのは駅なので仕方ないっすね。次行ってみよー。

Like
Share

Add your comment