遥かなる姉妹の姿 (2) 邂逅を待つ

今日あたりから FM 各局で新譜解禁がちょろちょろ始まりまして、出たという話を聞きつけては追っかけ再生(ここんとこ入りっぱなしの radiko)していたらだいたい半日終わった。もうすぐ現物が手に入るとわかっててもつい。そういうもんです。
なわけで3月の南海見物後半戦。

12時台と同様、いったん関空へ向かったら戻ってくるまでには時間がかかる。その間にロケハンでもしてよう。南へ向かうと、構内がだいたい直線コースになっている駅にさしかかる。どれどれ。

ふむ、午後浅めならなんとかいけそうね。

そのかわり停車すると高確率で手前にかぶられるので、入線段階での一発勝負ではあるが。

そんな堺は特急停車駅。これまたスルーしかしたことないんで、地道に利用実績を積む。

次は大和川を戻ったところの駅へ。

住ノ江。ここも堺もホームに降りたことすらなかった。実家が南海沿線だった頃はもっと先までまっしぐらでしたし。ところでこの駅、高架下がめっちゃ広くてお店がいろいろ入ってんな。

それもそのはず、当駅には車庫がくっついている。車庫もろとも全体が高架。そりゃ高架下も広いわ。

立ち位置を探りつつ、行き交う電車をしばし眺める。混み合わない日中は2扉車もちょくちょく通る。

古いほうのサザンが回送でやってきた。上下線に挟まれた引き上げ線で折り返し、入り組んだポイントを越えて車庫へと帰っていく。

観ての通り、天気は徐々に曇りへ移行。今の立ち位置的にはありがたい。

他の電車で間合いを測ったら、再び帰ってくる MOB を迎える頃合い。

直線的な塗り分けの柄は、やはり直線で撮るのが一番綺麗に見えるものだ。

移動の手間を省き、折り返しもここで撮っていく。それなりに練習はしておいたものの、ここでブランクが響く事態が発生。

というと大袈裟だが、要は「夕方になって ISO 上げとくの忘れてた」だけのことである。これ以降のコマはろくでもなかったので観なかったことにする。ふぅ。しばらく走ってそうやし、また撮ろう。

そんなわけで沿線からは引き上げ、最後に難波でお手軽見物タイムを設ける。

この日見かけたサザンは古いのが圧倒的に多かった。新車が増えない限りはしばらく現役続行なのだろう。

鋼製車より古いステンレス車がいたりするのがおもしろいところだ。どっちにしろ我々より年上。

南海側がわりとそんな感じなので、泉北車が若く見えることといったら。

難波に居残っていた理由は、年上組の中でもちょっと目立つものが来ると判明したから。

最古参グループに属するであろう 6000 系。その中でも、昨秋から走っている「無塗装復刻バージョン」がわずかに存在する。銀1色の 6001F、これはなかなか新鮮な見た目やな。

あとはこうやを撮って片付けよう、と思ったらまさかの泉北ライナーってオチもつきつつ、この日はお開きとなった。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。