新車は光の射す方へ (1) 忍ばす伝統

週末出かけている間に、お届け物の不在通知。在宅タイミングを狙って買ったり、都合いい日程を登録したりと、不在を回避する努力はしてるんだが、そもそも発送日指定不可能なお荷物はどうしろと。不在減らすならまず指定必須にしたいよねぇ。
さて今回は7月、2週にわたって「比較的新しいもの」を観に行った話。

まず第2週末。朝からせっせと移動して京都にやってきた。

阪急を烏丸で降りて地下鉄の四条へ。表示器がやたら高精細になっている。

あ、いた。あれはおそらく今回のターゲットを模したものであろう。てことは、この機器も同時期にはりきって導入したものか。

ということで、目的地は烏丸線の終点、竹田。

同線においては貴重な地上区間でありまして、つまり安全確実に撮るならここ一択。まずは10系で間合いを計る。

で、いっぺん改札を出て駅利用実績を稼ぐ。そしてさっさと構内に戻る。

あ、どうも。平常運転なようでなによりです。

電車がいないうちに環境を確認。えーと、直進が烏丸線で左右に振るのが近鉄、と。こっちはカツカツだし、やはり背後に一旦引き上げてから折り返しホームに入ったところを撮るのがベストっぽいな。

来たもので実践。…ん? なんかさっきの10系とずいぶん違うな。輪郭の処理だったり幕だったり。どうやら最初に観たのが後期の増備車で、こっちが初期車。もちろん後者が古いので、新車置き換え対象はこっち。こりゃ今回が最初で最後かもしれん。

近鉄車が地下鉄のみで動くこともあるらしい。

現地入りして30分弱。ようやくお目当てが姿を見せた。

去年から入った20系。実にいまどきっぽい顔をしている。もっと言うと東京っぽい。全体つるんとして、前面塗り分けが曲線で、目が細い。まあ近畿車両も手広くやってるし、全国的に今はこういう顔が主流なのだろう。
せっかくなので乗ることにした。さっさと反対ホームに移動して車内へ。

先頭車の端は座席がなく、中央の大きな仕切りには伝統工芸品があしらわれている(これは第1編成なので織物)。立ち席でつめこみかと思いきや、車椅子やら大荷物やらを想定したもののようだ。

地場産のあれこれは他にもあちらこちらに。

車両ごとにちっちゃいアイテムが仕込んであり、乗るポジションごとに様々。

あ、これがさっき書いてあった北山の木材か。

座席は最近のトレンドに忠実。シートにぼちぼち仕切りが入ったり、脇の壁を半透明にしたり模様入れたり。

ふぅ。目標は達したので、烏丸であっさり下車して引き返す。

ついでに寄り道して阪急も撮っとこ。都心は混むから高槻市で昼食を済ませ、最後に梅田へ。

お、夏だ。7月名物の祭り HM。今回はすっきりとしたシンプルデザイン。

祇園は以前いっぺん行ったけど、今年もえらい混んだみたいやし。近所にお住まいの方は大変そうで。などと思いを馳せつつ、この日はお開きとなった。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。