新車は光の射す方へ (2) 際だつ未来

2月のスケジュールを考える必要が出てまいりました。しかし関西人にはちと厳しい要件が提示されており、旦那さんに相談したところ、安全策を授かった。なるほど、それはありやね。あとは結果待ちだが、さあどうなるか。
さて7月のそこそこ新しいもの見学会、日を改めてもう1社。

第3週末。今度は1日券を買って大阪メトロへ。お目当てが走っているかどうかは賭けであったが、とりあえず撮りやすいスポットに向かう。

中央線の定番撮影地、弁天町。先客さんもちらほらいる中、なんでも確保しながら待機。特に20系は置き換え確定なので今のうち。

置き換えのために入る新車は2種類。ひとつがこの 30000A 系。謎付番だが、中央線のすがたをしているのは万博開催中までで、終わったら谷町線へ持ってくから、ということらしい。

中央線なので近鉄車も来る。
とまあ、それなりの運行頻度ではあるのだが、肝心のモノが来ない。さっぱり来ない。しかもこの駅、地味に暑い。立っているだけでじわじわ HP を削られる。でも人増えてきたし、扇子やら水分補給やらでしのぐ。

現地入りしてからほぼ1時間。ここまで足を運んだ理由であるところの被写体が、ついにやってきた。長かった。

高速道路と並行する海寄りの地上区間。くねくねとした高架を背景に、カーブを越えてくる。

6月に入ったばかりの 400 系。もちろん万博輸送も担うことになる。

巷では G-SHOCK に例えられているとかなんとか。このクセつよデザイン、奥山清行氏と知って納得。E5〜E7 というより四季島やリバティに近いノリやな。

しかしこのタイミングってことは、我々が弁天町入りしたちょっと前に生駒へ向かっていったところだったっぽい。営業運転を始めた同形式は当日時点で3編成に達していたものの、この日は1編成しかいなかった様子だし。ま、運やね。

とりあえず折り返しも撮るか。ホームを移動してさらに待機。

来たものは撮る。新しいものは綺麗なうちに。

そうでないものもきちんと。て、24系は今日初めてでは。どうやらこっちも新車に押し出されて他線へ回っているようで、そういう意味ではこれも今のうちか。

ふむ、登美ヶ丘ゆきか。じゃあきっとまたこっち帰ってくるやろ。おなかすいた。
と駅を出て、駅前施設でバーガーをもぐもぐ。確か前回訪問(17年末)の後にホテルがつぶれて、商業施設も込みでがっつりやり直したはず。使いやすい店が増えるのはいいことだ。

ふぅ。栄養補給を済ませたところで駅に戻り、奈良から帰ってきた新車に乗り込む。

ってちょっと待て。なんやこの車内レイアウトは。2-1 どころか 1-1、そして広大な通路。どうやら4号車だけこの仕様で、たまたまそこへ乗ってしまったようだが、これはアレか。中間車に万博客をわんさか詰め込む想定か。

ビビりながらも途中で着座しつつ、コスモスクエア到着。他車両はふつうのロングシートだった。ただし、ハイバックシート採用のためか窓の高さが小さい。ニューシャトルと似たような比率かな。

そして折り返し乗車。車内サイネージ、装飾控えめで観やすい。

一方、電車で天井が黒いのは珍しいような。シュッとした印象づくりだろうか。

などと観察していたらすぐ本町。御堂筋に乗り換えたついでに、ちょいと足をのばす。

新大阪も綺麗になったねぇ。

北端に休憩室のようなものが設けられ、真ん中に引き上げた車両が観やすくなった。ガラス越しとはいえ、気軽に眺めるのもいいもんだ。こうして、新車体験会は無事お開きとなったとさ。

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