ヒーローはピンチを救う

世間一般的には「これからやるもの」と言われているであろう確定申告、自分の分はある意味本当に完了した。払いすぎた分まるっと返ってくるところまで終わったのでひと安心。ま、綺麗さっぱり春の遠征で消える程度の額なんですけども。
さて今回は1月下旬、週末のお手軽ぶらぶら。

この日の撮影タイムは、最初からやや不作の気配を帯びていた。

なんの変哲もないこの 7300 系。実は雅洛の代走である。奇数時32分発の快速特急という設定がその証。て、いやいやいや。1本しかないアレが検査だからという理由には至極納得するものの、代わりに来るものが普通すぎるのよ。

1ヶ月のお休みを経て、もう本来の運行状況に戻っているはず。

続いて向かったのは環状線。だがしかし、偵察に出向いた大阪城公園脇の車庫、居並ぶ昼寝車両の中にお目当ての姿を発見。今日もだめかー。旦那さん曰く平日の朝晩はわりと見かけるようなので、自分の運が悪いとしか言いようがない。
肩を落としつつ、なんとなく鶴橋へ移動。やることなくなっちゃったし桜島線でも偵察に行くかね、などと考えを練る。と、そこへ1本の電車がやってきた。

あらまあ。あっちまで行かんでよくなったわ。てか普通に周回しとるんかい。

じゃ、内回りを撮れるホームドアのない駅に行こう。とりあえず直近で。

桃谷。せっかく来たので利用実績を稼ぐ(厳密には撮影終了後)。学生時代からよく環状線使ってたといっても、降りたことない駅はまだある。

平成末期に進められた近代化リニューアルで構内はわりと綺麗だが、構造物には戦前の高架化の名残を見つけることもできる。幾重にもペンキを重ねられた柱の解読を試みたところ、やはり当時のレールのようだ。

だいたい1周40分前後。気長に待ちつつ、練習がてら各車種の記録に努める。

各停車両が 323 に統一されてからもう5年近くが経つ。この顔もすっかり当たり前のものになった。

関空快速も 225 に当たることの方が多くなってきた印象がある。環状線の近代化施策は当然ながら車両自体も含む話だったし。

そんな中、奈良方面に関してはバリバリ主力の座を保つ 221。なんせ種別幕を LED 化してまで使ってるくらいで。

午後になって天気は曇り気味に変わってきた。逆光上等の駅で陣取っていたので助かる。

ということで、1周して戻ってきた内回り各停。特に固有の愛称はないようだが、ともかくユニバにある「スーパー・ニンテンドー・ワールド」にちなんだ絵柄なのは確か。だからといって西九条から出てこないということはないらしい。

側面には見覚えのあるキャラやアイテムがたっぷり配置されている。我々世代にとって、スーパーマリオは小学生時代に決して避けては通れなかった一大流行コンテンツ。そりゃコインや土管見ると脳内で音がするよね。
そんな柄物を1つ観られただけでもよしとしよう。こうして梅田へ引き上げた当家は、そのままチョコの爆買いへとなだれこむのであった。

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