刷新のミュージアム (6) 異郷から日本へ

朝からクマゼミが当たり前のごとく鳴くようになってきた。とうとうエアコンが平常運転になってきた。寝具がすべて真夏モードになった。これはアレですか、そろそろ明けですか。遊びに行くときの暑さ対策がいよいよ大切になりますな。
さて春帰省ついで旅は夜間営業の遊び場へ。

モノレールで空港方面、といっても空港で降りたわけではない。

天空橋。過去の利用実績は1回あるかないか程度だが、それよりこんな改札できてたんすね。理由は明快。

最近できたばかりの「羽田イノベーションシティ」(HICity と略すらしい)って施設がありまして。まあまだ一部は絶賛工事中なのだが、オープンしてる区画のはしっこに「撮影地」があるというんで来てみた。

滑走路(22)を挟んで、国際線(第3ターミナルという表現にまだ慣れてない)の新区画を望む位置。

そんなスポットには「足湯スカイデッキ」という名がついている。なんの説明も要らん直球ネーム。つまり本当に足湯もあるんだが、浸かってたらろくに撮れそうにないのと、足拭くタオルがないのでやめておく。

22に降りたものが転がってくるところをお迎えするのが、基本の撮り方となるようだ。なるほど。長いものは1本しかないのでときどきシェア。

この日はピンクジンベエちゃんとか鬼とかがたまに通る感じ。なんせ暗いので、数打って当てにいくしかない。

だがしかし、我々は到着直後からなにか違和感を覚えていた。いくら連休にしても、人多すぎんか。しかも観光客じゃなくてガチ装備のカメラマンが。
その答えはフライトレーダーと周囲の人の反応にあった。AirX Charter というチャーター会社の機材、9H-BIG。なんやそれ。ひこうき詳しくないんで初めて聴いたわ。それがまもなく着陸するらしい。ただし、みなさんがっかりしてるなと思ったら「22降りを迎えるはずが34に変更」のせいだった。なんとも間の悪いランチェンである。
すでに辺りはまっくら。光の粒がターミナル越しに降りていくのを見送って、せめてこっちに転がってくることを期待する。

お、きたきた。はるばるリヤドからおつかれさまです。はっきりしたソースは出なかったけど、どうやらサウジアラビアのサッカーチームに関するフライトであった模様。

22を横断したのち、居並ぶ沖止め機材を横目に接近。

はしっこで向きを変えて駐機となった。次はいつ観られるか見当もつかないレア機材、この暗さでなんとか撮れる高感度が使えるカメラで助かった。

と、想定外のものを見届けたところで、デッキからは撤収。

HICity はまだ食事の選択肢が少ない。夕飯はターミナルで取るとしよう。

今度は京急、と思いきや、来たのは都営車。これはこれでよし。

空いてるね。まあ19時半に羽田向かう人もそんなおらんか。で、2タミにて「入ったことのないお店」を選んだところ、思わぬおまけがついてきた。

出発ロビー見放題のカウンター席。ここ飲食店の中やったんか。へぇ。

ここはイタメシ屋さん。ちょっとお高いだけあって大変おいしゅうございました。

上から2番めのフロアにちらっと見えてるとこね。

あとは腹ごなしに3タミへと移動。

バスめっちゃ混んでた。多数派はやはり海外のお客様。

まだ回復途上とはいえ、じわりと海外エアラインの機材が戻ってきつつある。

当家の欧州旅御用達会社の姿も。ただ現在は大迂回を強いられてるんで、アドバンテージが削られちゃってて。

後日関空に行って思ったけど、やっぱ東京は西洋キャリアが多いよなー。

そんなこんなで、この日の撮影はお開き。明日もうちょい遊んでから帰ろう。

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