あじさいに電車 ’13 (1) 森の蒼色

7月ですなー。「後半戦突入」感、確定申告の区切りが12月〆ということもあって自分はすごくあるのだが、旦那さんはあまりないらしい。まあ職場とかの環境によるってことやね。
で。記事ネタは豊富にあるのだが、季節限定モノを先に出してしまおうかと。土曜に撮りたてのお話でもどうぞ。

昨年のちょうど今頃、2週連続で通った箱根。やはりこのシーズンになると紫陽花鑑賞したくなるのが人情ってもんで。じゃ、今年も行ってみよー。

一見 VSE 利用に見えなくもないが、そんな優雅なことはやっておりませぬ。

どうせ急いだところでこの先行列が待っているのは自明なんで、小田原から乗ってきたゾロ目なども記録しつつ進む。

案の定、今年もやっぱり改札外駐車場まではみ出しての整列タイム。それを知っているのといないのとでは心の余裕が違うね。

幸い去年みたいな土砂崩れ(による車道閉鎖で客が電車に流れる現象)も今年は無く、意外とすいすいホームに戻ってこれた。
1本見送り、着席確保した電車は 14:51 発。なんか聴き覚えありすぎる時刻だ。まさか去年と一緒か、と思って後で確認したら本当に一緒だった。そういや VSE に先行されたのも一緒だし。自宅で昼食してから出ると必然的にこうなるんやな。

去年の車掌さんが熱く語ってくれた出山の鉄橋は、綺麗なグリーンで山に溶け込んでいた。

今年は前回と違うスポットにも行ってみよう。ということで、去年から注目してはいたものの時間が足りずスルーした彫刻の森。駅を降りて湯本方向に少々戻ると、沿線は花盛り。

歩行者専用の細い脇道沿いに、ブルーの発色が実に美しい並木を発見。青と緑に埋もれても、朱色の車体は存在感抜群。

繁忙期にふさわしく3両編成でフル稼働のベテランも、お元気そうでなにより。

この界隈は、箱根登山鉄道にしては大変珍しく「平坦っぽい道」がそこそこある。

保線用の資材置き場として使える、貴重な土地であるようだ。付近にはレール持ち上げに使いそうな設備も。

ただ平坦ではあっても直線は少ないのが箱根クオリティ。

その貴重な直線区間のはしっこに立つと、カーブの向こうにほんのわずかだけ駅が見える。

この地点は花の色が実に多様だった。青や水色、ピンクに紫。

結局この区間だけで1時間ほど滞在したが、構図を作ることはやっぱり難しい。

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