あじさいに電車 ’13 (1) 森の蒼色
1 Jul 2013
7月ですなー。「後半戦突入」感、確定申告の区切りが12月〆ということもあって自分はすごくあるのだが、旦那さんはあまりないらしい。まあ職場とかの環境によるってことやね。
で。記事ネタは豊富にあるのだが、季節限定モノを先に出してしまおうかと。土曜に撮りたてのお話でもどうぞ。
一見 VSE 利用に見えなくもないが、そんな優雅なことはやっておりませぬ。
どうせ急いだところでこの先行列が待っているのは自明なんで、小田原から乗ってきたゾロ目なども記録しつつ進む。
案の定、今年もやっぱり改札外駐車場まではみ出しての整列タイム。それを知っているのといないのとでは心の余裕が違うね。
幸い去年みたいな土砂崩れ(による車道閉鎖で客が電車に流れる現象)も今年は無く、意外とすいすいホームに戻ってこれた。
1本見送り、着席確保した電車は 14:51 発。なんか聴き覚えありすぎる時刻だ。まさか去年と一緒か、と思って後で確認したら本当に一緒だった。そういや VSE に先行されたのも一緒だし。自宅で昼食してから出ると必然的にこうなるんやな。
去年の車掌さんが熱く語ってくれた出山の鉄橋は、綺麗なグリーンで山に溶け込んでいた。
今年は前回と違うスポットにも行ってみよう。ということで、去年から注目してはいたものの時間が足りずスルーした彫刻の森。駅を降りて湯本方向に少々戻ると、沿線は花盛り。
歩行者専用の細い脇道沿いに、ブルーの発色が実に美しい並木を発見。青と緑に埋もれても、朱色の車体は存在感抜群。
繁忙期にふさわしく3両編成でフル稼働のベテランも、お元気そうでなにより。
この界隈は、箱根登山鉄道にしては大変珍しく「平坦っぽい道」がそこそこある。
保線用の資材置き場として使える、貴重な土地であるようだ。付近にはレール持ち上げに使いそうな設備も。
ただ平坦ではあっても直線は少ないのが箱根クオリティ。
その貴重な直線区間のはしっこに立つと、カーブの向こうにほんのわずかだけ駅が見える。
この地点は花の色が実に多様だった。青や水色、ピンクに紫。
結局この区間だけで1時間ほど滞在したが、構図を作ることはやっぱり難しい。
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