近畿を制する者は (9) 盆地渡る孤立線

平日の昼食、夏はグラノーラが多いんだが、先日買ったやつを今日初めて食べたら…なんやこれ。素材の味しかせん。そんな味ある素材でもないし、端的に言うとまずい。明日も食べると思うとがっかりしたので、うまいのを買い直した。はぁ。
さて近鉄攻略旅、寄り道から再び線路上へ。

信貴山詣りを終え、バス停に戻る。

バス停の名は「信貴山門」。すべてのバスにとって原則的にここが終点かつ始発となる。さっき高安山から乗ってきたバスは近鉄、異なる方向へのバスは奈良交通が運行している。当家が使いたいのは後者。

てことは今ここにいるバスに乗るのかな、と思いきや、発車時刻が近づいたところで別の車両がやってきた。まあ目的地まで乗れればなんでもよし。

時間通りに発車したバスは、ダムを渡り山を下っていく。

2つ隣のバス停「信貴山」。名前が直球な割に実際は寺から遠い謎ポジションだが、それは現在視点での話。
かつて当地には、西信貴ケーブルのみならず東信貴ケーブルも存在した。しかし鉄道との接続において、奈良より大阪の方が圧倒的に便利だったこともあって、昭和末期に廃線。建物だけが残って、バス停に転用されている。

そんなケーブル廃線跡をそのまままっすぐバスが走れるわけもなく、道路はくねくねと降下。

ケーブルのふもと駅も設置されていた、信貴山下駅前を経由。廃線後に静態保存されていた車両は、2年ほど前にここへ移ってきたらしい。塗装もその際にやり直したのだろうか、とっても綺麗。

こうして、20分ほどで終点に到着。

ここは王寺駅。近鉄以外に JR もある、というかそっちの方が駅としては断然大きい。

大和路快速も停まる JR と、すぐ隣に近鉄の生駒線。

JR のメインゲートは別途あり、橋上化されている。で、その足元にひっそりともう1駅。

田原本線は「新王寺」、ここだけ名前が違う。生駒線とはもともと別会社で、いずれも近鉄に合併されたものの、路線接続には至らなかった模様。その結果、田原本線は他のどの路線とも線路がつながっていない。もったいないような、そこまでする動機(コスパ)がなかったことは想像に難くないような。

巡回ルート構成の都合上、今日はどっちかしか乗れない。ここでは田原本線を選択した。

1面2線のシンプル構造。終端にだるまさんが鎮座しているのは2月だからです。沿線の受験生にご利益あったかな。

しばらくして電車到着。て、ちょっと待て。なんやその真緑。
あとで確認したところ、これは路線開業 100 周年の復刻塗装編成。この姿で数年走って3月で終了、てことは、我々はたまたま最初で最後の遭遇がこの時だったということに。

しかもこの 8409F、別の意味でも目立つ特徴が。なんか妻面があっちとこっちで違うんですけど。

どうも別編成から1両とってきて3両にしたらしい。無茶しやがって。

と、車両はやたら特記が多い。沿線はこれまでの奈良盆地でだいぶ見慣れたいつもの風景。

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