平城京あをによし

遠征話の途中ですが、ここで直近の新しめなネタをちょっとはさんでおきますよ。始まったばっかりのモノを観てきたときの写真って、あんまり日をおくと今更感が我ながら出るし。どさくさで別の報告も混ぜとく。

この連休からアレが出るというんで、ちょっと見物に行ってきた。

観光特急「あをによし」。近鉄の新車…ではなく、引退したスナックカーを大改造した 19200 系。運行初日はあいにくの大雨、からの翌日見事な快晴。綺麗なうちに記録しようと、上本町から出発。

うわー。ISO12800 でこの出力かー。ISO6400(下写真)に至っては常用できるレベル。今の機材すごいなー。

えーと実は撮影機材を更新しまして。EOS R6。当家もついにミラーレス化開始でございます。が、昨今の半導体のアレにより、RF レンズの納期が遅れ放題。とりあえずマウントアダプターでしのぎつつ、がんばって操作感に慣れますわ。

と、カメラの話はおいといて。見送って即座に急行で追跡、奈良に入る。

大和西大寺の駅ナカに展望デッキがあるってんで、奈良から京都へ向かうところを見送り。梁があるんでガチ撮りには向かんけど、当駅の忙しさは休日ダイヤですら存分に堪能できる。

あとで奈良方面の配線も観てきた。もうなにがなんだか。

西大寺で降りたのは、この撮影地に来るため。

平城宮跡。朱雀門の目の前を近鉄の線路が横切っていることで大変有名な場所ですね。建造物のたぐいは絶賛復元中で、我々が生きている間に工事が終わるかどうか定かでない壮大な計画が敷かれている。

朱雀門前のお立ち台はとっても広く、ぬくぬくと陽射しを浴びながら他形式も含めて撮り放題。線路越しの大極門を添えて。

20分ほど後、奈良からの返しは踏切寄りに立ち位置を変更。正午過ぎで正面にこそ陽は当たらないものの、ここでできる範囲としてはいい感じに収まったのでよし。というかこの撮影地、時間とポジション次第でいろいろ工夫できそうね。

せっかくなので復元中のものをひととおり見物、そのまま西へ抜け、ならファミリー(奈良市民御用達らしき老舗ショッピングモール)で昼食をとった後、電車で奈良駅に移動。

ホームでは老若男女さまざまな層の人々が待ち受けていた。きっと昨日テレビとかで報道が出たんやろな。

混雑承知で駅に来たのは、沿線ではできないことをやっておくため。装飾とか座席とか、走行写真できっちり撮るの難しいやん。

4両中3両は2人向かい合って座るスタイル。

窓に対して直角に座る従来型配置と、三角テーブルを囲んで窓に向かって座る景色重視配置があるようだ。どうせなら後者がいいね。

2号車だけは特別仕様。4人がけのサロン席には、びっくりするほど大きな窓がついている。いくら速達性の要らん列車にしても、ここまでの超大窓はなかなかないぞ。

各車には天平っぽい花柄が大きくあしらわれ、ところどころに大きなエンブレムも。なお2号車の壁部分は売店で、乗車開始早々に記念品などを求める乗客の行列ができていた。

車内通路のドアも装飾つき。ただ客席部分以外は最低限の改造にとどめたらしく、さっそく一部ドアが故障したとかしないとか。

そんなこんなの4両、15分の停車時間で余裕をもって観察できた。

駅での表示はこんな感じ。地味に文字数多め。

運行開始のご祝儀需要もあって車内はわりと賑わっていた。もうちょいしたら実際乗ってみるかな。

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