すみっコは、なんかいいね (1) めぐる名所

ここのネタ備蓄もほとんどないし、そろそろ仕入れに行きたい気持ち。ただ昨今の情勢には大して変わりなく、しかも今度の週末は3連休。来週も飛び石連休。うーむ。大勢が動く時期は避けたいのもまた人情。あとは天気と気分次第で決めるしかないか。
さて今回は8月上旬、夏の関西私鉄ラッピング決戦(?)の後攻組へ。

今度の舞台は南海。7月下旬から段階的に車両が投入され、全車出揃ったところで見物に行く構想は頭の中にあった。本来ならこっちもスタンプラリーが企画されていたものの、宣言によりあえなく頓挫(初日開始前に延期決定)。しゃーないんで、とりあえず難波で観測可能な2本を拝みに行くことにした。ありがたいことに公式がダイヤを公開しており、頃合を見計らって夕方の駅へ。

先にあらわれたのは一般車両。て、後ろにノーマル車がくっついてるやんけ。急行運用では不可避か。

というわけで、南海すみっコぐらしである。昨秋の阪急版がよほど好評だったのか。

1000 系の中でも高野線専属とされる 1002F が選ばれたのだが、まあとにかく気合の入り方がとんでもない。6両まるごと窓までびっしり、一分の隙もない全面ラッピング。公式自ら「日本最大」(1車両あたりの面積)と豪語するだけのことはある。

折り返し発車まで12分かそこら。そもそもキャラ人気が高く、主要駅ゆえに見物人も多く、側面を広く撮るにも限度あり。今日のところは、特徴的な部分のピックアップに努めよう。

各車両ごとに沿線の有名どころをイメージした絵柄が施されている。1号車は高野山。

2号車は、埴輪がいるということで堺の古墳。

3号車、パンダといえばちょっと遠いけど白浜やね。

4号車は温泉。和歌山もちょこちょこあるもんな。

5号車、これは見るからに住吉大社。駅デコもやってるらしいんで、そっちは機会を改めて。

そして6号車はざっくり海の雰囲気。両端に山と海を配した形。高野山の森と大阪湾の波は以前から路線アイコンに使われており、南海の特徴を端的に表現する意図も兼ねているのだろう。

このように、すみっコと言いつつど真ん中にどーんと鎮座した配置も多く、ゆるゆるした絵柄であっても圧は強い。

今回はひとまず記録用として、いずれ編成撮影に適した場所へ赴いてきっちり押さえたいところだ。

運用は変則的なので、前日にダイヤをチェックしてから予定を組むのがよさげ。反対側の顔を観るには6両単独走行してもらう必要があるんで、各停運用の日がチャンスかな。

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