新し物は江戸の華 (2) 眺める広場

お皿のためにシールを集める春の恒例行事、今年も参加しております。が、食パンを少し前から5枚切りに変えたことで購入頻度が落ちまして、普通に買ったら間に合わない。そこで、昼食のパンで地道に1点を積み上げる作戦を敢行。なんとか行けそうだ。
さて2月の東京、続いても初訪問スポットへ。

銀座線からストリームへ行くには、別のビルを通過することになる。改めてそっちのビルにもごあいさつ。

て、高いなー。
渋谷スクランブルスクエア。東横線地上駅時代の駅舎があった場所に、こんなものができた。最終的には東急百貨店のところにも別棟が立つらしいから途中経過ではあるんだが、まずは19年開業のこの棟が先陣を切った形。

でだ。最上階にあたる46・47階に展望台がある。高いところの眺めが好きな当家、ついつられてその場で課金。安全対策として「カメラ・スマホ以外の荷物は持ち込み禁止令」が敷かれており、実質無料のロッカーに撮影機材以外全部預けて屋上へ。

うお。これはすごい。順路通り上がるとすぐ見えるのが北側の景色。原宿に至る線路、宮下公園、代々木の競技場、明治神宮の森から新宿にかけて。この高さから観るのはもちろん初めて。

視線を転じると、こないだ(もう半年以上経ったけど)五輪やってたニュー国立競技場。

そのまま時計回りに進む。北東から東にかけて、ツリーとタワーの競演にヒルズも参戦。足元には青学も。

南には品川のビル群、海沿いに羽田の滑走路。すぐ手前に見えているのがストリームの上層階。

そして西には東急村越しに三軒茶屋から多摩方面。かつて旧駅を俯瞰したさにわざわざ泊まったセルリアンが、ここからでは低く見えてしまう。ここ数年の渋谷の振れ幅の大きさに、改めて絶句。

ありがたいことに、富士山までバッチリ見えている。直前の予報では、今回の滞在中唯一明確に晴れるのがこの日だけ。高いところに登った甲斐があるというものだ。

よーく目を凝らすと、電車もちらほら。

この手の発見に強い旦那さん、今回もさっそく井の頭線をキャッチ。

なんか白いものが動いたと思ったら小田急だった。上原付近かな。うまく撮れなかったが VSE も目視。

JR は恵比寿方面のほか、渋谷駅付近は下層階のほうが見やすい。電車と車と人が行き交う交差点。

それにつけても、この高さで完全オープンエアとは思い切ったものだ。

四方ガラス張り、くつろげる階段状ウッドデッキに、中央にはヘリポート。と言いつつ人工芝敷いてるもんだから、格好のひなたぼっこポイントと化していた。注意事項に「日焼け禁止」とあったのはそういうことか。納得。

ところで、これは雪…ですかね。安全管理上あちこちに立っている警備員さんに尋ねてみたところ、訪問日の前週末に結構降ったのが溶けずにいるそうで。さすが高層ビル、風強いから気温も上がらんのね。実際に現地は常に強風が吹き付けておりまして、持ち物が飛ばされないように、というのも、荷物禁止令の根拠に含まれるかもしれん。

と、このように大変お天気に恵まれたので屋上を存分に堪能できた。

屋上に出られない日は46階の大窓から楽しむスタイルなのだと思われる。時間帯によっては飲み物を提供するお店もあり、一杯やりながら景色を眺めるのもおつですな。

全面窓には相当のこだわりを感じる。ちょっとマンションポエム貼り付けたくなる絵面ではあるが。

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