コウテイのパレードが行くよ (2) おもいで絵巻

阪急に新駅の可能性が高まったとかなんとか。もしやと思ったら案の定、だいぶ前から要望の垂れ幕があった川のとこ。学生時代の実家(よく引っ越すもんで)からめちゃくちゃ近い。JR より断然近い。住んでた当時に欲しかったわ。
ではそんな阪急のコウペン、さらに車両を細かく観察。

各線で絵柄の異なる両先頭車に対し、中間車のドア横は共通シールでデコる、おなじみの手法。3ドア観れば6パターン網羅できる。

大半はマルーン制服姿。1枚だけ異質に見えるものは、よーく観察すると手に持ったきっぷの額面が「870」。「はなまる」の語呂合わせやね。あと一部ではがんばって関西弁を使いこなしている模様。

京都版を追って、淡路でしばし観察。さらに豊津まで進み(ついでに駅利用実績作り)、南下してきたところに乗り込んで車内チェック。梅田へ着くまでの10分ちょいで観れる範囲を押さえておく。

ドア本体は無地かと見せかけて、乗ったらすぐわかるサプライズが両開きドアの片方に。外からも見えなくはないけど、車内からの方がよく見える。

貫通路の頭上はこんな感じ。緑ベースのほうは、各種告知でもキービジュアルとして使用中の柄。

ドア横の広告枠はバリエーションありすぎてコンプ断念。乗ったらいいことありそうな感はどの箇所からも漂っている。

ドア上のサイネージもしょっちゅうアニメーションで流れてくる。なんならニュース速報より高頻度。

その後、乗車機会を利用して、中吊り枠を全部観て回る。

沿線風景を配した、すべて書き下ろしの水彩画。豪華だ。

12枠あって柄は9種類。電車内・梅田・松尾大社の3枚が、1両あたり2枚あるようだ。

万博公園を沿線にカウントするかどうかはさておき、ほんわかイラストが車内にずらり並んでいることが大事。

でだ。車内ではあるが客室ではないところにも、いる。

なんと乗務員室内。最前なら運転士さん、最後尾なら車掌さんといっしょ。専用ふかふか座布団つき。結構でかいんすけど、このサイズ感でのちのち売るのかどうか。ビッグくり駅長も限定で売ってたし、ありえないとは言い切れない。

このポジションなので、停車中に車外からのぞくのが一番よく見える。

そして、今回の企画ではラッピング以上に技巧を極めた箇所が。

観てくださいこの雲雀丘花屋敷。阪急で行先 LED に絵をつっこむのは記憶がなく(おそらく史上初)、ドット絵が入っている時点で特筆モノなのに加えて、物理幕時代から伝統の丸ゴシックを鬼のように詰め込んできた。LED 職人の面目躍如。

側面はまだ余裕と見せかけて、種別表記が入るので結局カツカツ。

できれば堺筋運用入ったところで天六とか、平日限定になるけど日生とか観てみたい。

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