閉ざされた国の中で (1) 新星との邂逅

「残り布であと3枚」と思われた手作り布マスク。型紙をきっちり配置して切り出してみたところ、4枚分とることに成功。完成したら合計7枚。1週間分あると、洗ってすぐ乾かなくても心にゆとりが出そう。今度布を買い足して、旦那さん分も作るぞー。
さて今回は3月連休の気晴らし編。

せめてものストレス解消にと、何らかの行動に出る際は「3条件」を1つでも多く外すことでリスク軽減を図る休日。大阪兵庫間往来自粛が呼びかけられた、この日の行き先は府内の屋外。

だいぶ前の帰省以来、およそ7年ぶりと思われる今里。近鉄お手軽撮影地である。

次から次に特急が通る。裏を返せば、ゆるふわ封鎖したところで、愛知や三重との行き来は止まってないとも言える。鶴橋で各停を待つ間、特急に乗り込んでいく人も結構いた。

まずまずの好天と言われた連休初日。実際は晴れたり曇ったりがコロコロ変わる、若干やりにくい状況。
一方、昨今の外出で気になる人口密度は終始低め。各停しか停まらない駅であることが奏功しているようだ。そういう意味では、なんだかんだで人出の多い街中よりは安全な環境かも。

この日のお目当ては2つ。余裕をもって着いたので、営業運転前の送り込みから。

しまかぜ。なかなか乗る機会がない。実は下調べ段階でコレの乗車を兼ねたお伊勢参りを検討したものの、日帰りではちょいと無理があるとわかって断念。世の中が落ち着いたら改めて計画しよう。
そしてもうひとつ、今回の目玉。

前週にデビューしたばかりの新型 80000 系、通称ひのとり。すでに名古屋との間で1日数往復を担当しており、アーバンライナー plus が受け持つ速達タイプ枠をまるっと置き換えることになるようだ。

難波で折り返してくるまで、それぞれ40分前後。その間に、撮りやすさを考えてホームを移動。

同じアーバンでも next の方はまだしばらく活躍の場がありそう。何にせよ「普通にいるうちに撮る」のが鉄則。

スナックカーが旧塗装のまま現在まで永らえていたのは、ひのとりが揃った段階でお役御免になる予定を見越してのことだったようで。オレンジと紺のツートンカラーは見納め間近。

その結果、今後は白ベースの車両が大半を占めることになる。

往来の多い区間ながら、奈良以外へ向かう難波発の特急は一般列車にかぶられる確率が低いことも、待機中にだいたいわかった。特急が鶴橋出発時に外線から内線へ渡るためではないか、と旦那さん。なるほど。

しまかぜが伊勢方面へ。ある程度乗客はいるようだ。空席調べたときも、いちばん安い席以外はだいたい埋まってたし。

20分後、ひのとりが名古屋へ。こっちもそれなりに乗ってそう。北摂の民にとって難波経由で名古屋行きはあまり浮かばない選択肢だが、いずれはコレに乗る目的での旅もできるかな。

ついでに伊勢志摩ライナーも確保。もちろん特急以外もだいぶ撮れたんで、それは次回まとめて。

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