乙女の街のファンタジア
5 Nov 2017
この3連休。初日は周遊系きっぷを使い倒し、寺社仏閣から各種乗り物まで幅広く楽しんだ濃い1日。しかし終盤に食あたりを起こしてしまい、翌日はひたすら養生。もう二度とコンビニでカフェラテは買わないと決意を新たに。
まあそれはさておき、引き続き阪急沿線おでかけ情報のようなものシリーズ。
初めて降りた宝塚南口。から徒歩すぐのところに川がある。ここが今津線屈指の著名撮影ポイントであることは、初見でもすぐおわかりいただけるかと。マルーンの電車と大劇場(右に見切れてんのが音楽学校)。鉄板ですね。
ちなみにこの川原は、小説にも描かれている「生」の字でこれまた有名。付近には立派なモニュメントまであった。
その川から徒歩数分。今回の目的地はこちら。
手塚治虫記念館。関西では説明の必要もないほど知られた話だが、同氏はかつて十数年にわたって宝塚に住んでいた。だから阪急にラッピング電車があったりするわけでして。
お、火のトリ。エントランス前の時点ですでに手塚ワールドは展開されている。
主要キャラの手形がハリウッドよろしく仕込まれていたり。アトムが思いの外小さくて驚く。
まあさすがにこの手の芸術系施設は概ね館内撮影禁止なわけだが、幼少時からあふれる才覚や様々な経験など、氏の軌跡をじっくり拝見。した上で、上階の特別展示エリアへ。実はここからが本題。
こんなんやってたんですわ。「初音ミク×手塚治虫展」。夏休み前からついこないだまでというロングラン展示だったので、足を運んだ人も多かったのではないかと。
冨田勲氏の晩年の活動とミクちゃんが関係あったのは知ってたが、そこから手塚氏にまで話が及ぶのはおもしろいね。
ということで当展示のみ撮影 OK。ご丁寧に入口にハッシュタグまで描いてあったんで、本来なら会期中に SNS で広めてもらう意図だったと思われる。
後半はいろんな絵描きさんに手塚作品とミクちゃんのコラボを描いてもらったコーナーで、ここには載せきれないほど多数。それぞれ元の画風と作品をどう共存させるか腐心したのが伝わってきて、これはこれでまたおもしろく。
と、そんな感じで鑑賞終了。帰りは宝塚駅まで歩くことにした。
そうすると必然的に花のみち経由になるわけでして。
ステージを彷彿とさせるいろんなブロンズ像が並ぶ遊歩道は、いかにも当地ならでは。
この日も公演があったようで、ファンの方の姿もちらほら。やっぱりこの街の雰囲気は独特なものがあるねぇ。
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