信濃路は山の中 (2) 銀色走る

週末らしく近場撮影を楽しんだり、お祝いに美味いものいろいろ買ってもらっておうちディナーしたりと、なかなか濃い1日であった。今年もできることから1歩ずつがんばろう。
では信州日帰り旅、続いては別の線路沿いから。

上田駅の駐車場に一旦車を停めて、ぶらぶら歩いて向かったのは千曲川。わりとすぐ着いた。

すると、すぐそこの鉄橋を電車が渡りはじめた。なにかのラッピングをされているようだが、詳しく観察できるのはもうちょっと後のこと。

上田電鉄別所線という路線の存在自体は、東急渋谷に足繁く通っていた頃にポスターで知ったのが最初だったかもしれない。東急系列の縁で掲示されたのだろう。
しばらく待つと、川の向こうから別の車両がやってきた。

確かにあの顔といい色といい、どっからどう観ても東急そのものである。しかも日比直。ていうか、ズバリそのものの譲渡品なのね。

快晴とまでは行かないものの爽やかな青空の下、穏やかに流れる川を、たった2両の電車ががたごとと行く。

電車を見送って、鉄橋の下まで行ってみた。最近塗り直したようで、鮮やかな赤が眩しい。

さて、車に戻って旅を続けるとしよう。途中で見つけたお店で、信州信濃のそばを昼食にいただいて、さらに進む。と、ここで旦那さんがちょいとひらめき、半ば予定外のお立ち寄り。

ひろーい田園地帯の中、エメラルドグリーンの木造駅舎がぽつんと佇む。

ここは八木沢という駅。大正世代の駅舎を大事に手入れしながら使い続けているようだ。あとで中に入ってみたところ、外見の印象よりも意外と広く感じた。

せっかくなので、10分ほどで来るらしい電車を待ってみる。

2分ほど遅れて、別所温泉ゆきがやってきた。桜がまだちょっとちらほらなのは惜しいが、背後に浅間方面の山々まで見通せるすっきりとしたお天気。

地元の人たちは電車の頃合いをわかって行動しているようで、送り迎えする人などの姿も。

別所温泉は隣駅なので、じきに折り返してくる。こうなったらそこまで待つか。

さっき千曲川を渡っていたのはこの車両だったようだ。
それにしても、こののどかな風景の中を行く電車がステンレス製、なおかつ派手に VVVF インバータ音を響かせながら走っているのは、ものすごく不思議な気分になる。いや、なにもローカル電車が全部吊り掛けやらチョッパやらでなければいけないわけではないのだが、経験上そういうことが多いので。

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