閉ざされた国の中で (2) 差異との対峙

なにやら近々「一段厳しい手段」が講じられそうな気配。とりあえず布マスク7個は一応できた(フィルターも入手済)ものの、使う機会そのものが限られることになるかな。近所で通りすがりに眺めた程度の桜、来年はゆっくり観られるとええな。
では先月の気晴らし会、近鉄の特急以外をまとめて。

今里自体は各停専用、鶴橋と布施に挟まれた小さな駅。そのかわり、大阪線と奈良線が共存する区間。厳密に言うと奈良線は布施以遠のことを言うようだが、何にせよそのおかげで列車のバリエーションは豊富なのがうれしいポイント。

ちょいちょい並びも発生する。もっと高頻度な時間帯ならフルコンプもありうるな。

普段あまり縁のない近鉄エリア。阪神乗り入れ対応車を見かけると、なんとなく漂う顔なじみ感。

といっても、行き先は山向こうの大和西大寺。近鉄屈指の忙しい駅として有名なのは知ってても、未だに行ったことがない。落ち着いたら訪問したい場所が増える一方の昨今である。

同様に阪神車も奈良まで行く。阪神間エリアの元住民にとって、乗り換えなしで奈良直通のインパクトは大きかったなぁ。

もちろん赤と白の一般的な車両も山ほど来る。近鉄撮るたびに言ってる気もするが、ここの車両形式はあまりにバリエーション分岐が微細すぎて、にわかには到底把握できんのです。

上が 1252 系で、下が 1620 系。なるほど、わからん。

編成における両数とか、貫通扉の渡り板とか、よーく観察すると見分けポイントがあるっぽいけど、その場で判別できるわけもなく。

てな感じで、窓上にシルバーの板を配し、阪急でいう額縁スタイルに近いのが90年代頃の VVVF 世代らしい。もうひとつ前になると、肩が丸くて前照灯が中心寄りに配置されたバブル以前の世代。

えーと、これが 8400 系で、

こっちは 2800 系、

んで 2410 系。やっぱりわからん。言われてみればクーラーキセとかパンタの配置とか違う気がしないでもないけど、間違い探しの難易度は相変わらず。少し前に流行った「全部同じじゃないですか」は、近鉄のためにあるようなもので。まあ阪急もよそから観れば似たようなものかもしれんが。

お目当ての特急撮影を無事終えたところで、昼食をとるべく引き返す。ついでに、途中で上本町へお立ち寄り。

そこへちょうどやってきたのは、目撃だけは何度かしていた特別塗装車。奈良線 100 周年の節目に合わせ、開業当時の車両・デボ1形を模したものとのこと。

鶴橋方面のホームへ戻ったら、ラッピングつき阪神車も登場。台湾の桃園メトロとの提携記念らしい。とまあ、なんだかんだ引きの強い午前中の活動を終え、1駅移動して駅周辺でランチを済ます。さてと、午後はどこに行こうかな。

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