浪速の町で笹もって (2) 南の往来
13 Feb 2020
頼んでおいた除湿機が到着。さっそく稼働させてみた。4時間ほどほっておいたところ、思ったよりしっかりとタンクにたまる水。あれだけの湿気が漂ってりゃ、そら部屋もなんとなくしっとりするわー。明日からは起床後の午前中に使うとしよう。
なわけで先月の今宮えべっさん詣り、ついでに少々。
せっかくなので、往復でルートを少し変えることにした。といっても「どうやって難波に戻るか」でしかないけど、もはや難波まで歩ける距離ですらある中、わかりやすい理由で南海へ。
これで今宮戎駅の利用実績がついたぞー。こんなことでもないと乗り降りしなさそうやし。出入口の案内表示がにわかっぽいのは、向かって左側を使うのが十日戎の時期だけだから。
普段は静かな駅であろうことは、通年利用側の改札機の少なさからも想像できる。
なんせ、両隣は難波と新今宮、いずれも徒歩圏内。えべっさんのためだけに作られた駅と言ってもいい状態だし、だからこそこの3日間には重要な存在。
脇に屋台がずらり並ぶ中を、さっき歩いてきた高架。もうひとつ気になることがあった。
あー、なるほどね。
南海を撮った写真でよく見かける、4線並び区間での正面がちな走行写真。多分ここなんだろうな。人混みを歩くことを考慮してきたから大きな機材は持ち合わせていなかったものの、単純計算すると 300mm 以上あればなんとかなるんではなかろうかと。
と、軽く観察してからの乗車。乗るといってもわずか1駅だからあっという間。実家が南海沿線だった頃は乗る理由のなかった各駅停車は、東端のホームに入った。
年に何回も乗るものではなくなっても、一時期よく使った駅はじわりと馴染み感。
東側にいると南海車より泉北車が目立つ。以前も書いた通り、関西私鉄の中では数少ない「1駅も乗ったことない会社」。いずれはと思いつつも、自宅エリアからの微妙な距離感もあってなかなか実現できずにいる。
形式ごとの個性はかなりありそうだし、こういういかにも古そうなのがいるうちに行きたいところ。
一方、南海さんのほうは大筋で相変わらず。
数年前に入れ替えられたホームごとの発車案内をよく観たら、「こうや」ロゴの再現性の高さに気づく。高解像度のフルカラー LED はそういうとこ精密にできていいねぇ。
と思いきや、もっと昔からある表示器が相当がんばっていたことにも気づく。あのドット数でここまで雰囲気出せるのは職人技。
こうして今年のえべっさん詣りは終了。正月期間を拡大解釈すると、なんだかんだで今年も三社詣りになったとも言えるな。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。