大和は国のふるさと (2) 拠点に往来す・1

先日乗ろうとしたら充電池が過放電で使えなくなっていた電動ちゃり。その後代替品を取り寄せた(もちろん有料)ので、動作確認も含めて久々に乗ってみた。駐輪場さえ確保できれば、立ち寄りポイント間の移動が早くていいわー。来週も乗ろう。
さて引き続き4月の橿原から。

橿原神宮の池のほとりでは、桜以外にも観ることのできたものがある。

証拠写真程度ですんません。池の向こうに近鉄の線路があってですね、ちょうど特急が通過したんで。

ってこれじゃ車両わかりにくいし、もうちょっとちゃんと観よう。徒歩圏内の駅まで行くことにした。

これこれ。祭祀の頃に開かれる「春の神武祭」。もし当家の訪問が翌週だったら、えらい混雑に巻き込まれていたに違いない。駐車場も一部閉鎖されてたようだし。それよりイラストが安彦御大でビビる。アムロの古代コスプレ。わりと。

なわけで橿原神宮駅にやってきた。参道からほぼまっすぐなので迷う余地なし。

折からの陽気でとても暖かい。駅前広場でちょっと水分補給してから、見物に向かう。

それにしても立派な屋根。和洋折衷の趣もあり、堂々たる威厳もあり。設計が村野藤吾と後で知って納得。

不勉強にて何をモチーフとしたかまでは不明だが、ドアなど細部にもこだわりが感じられる。

この駅舎ができたのは 1940 年…でた。「皇紀 2600 年」っすね。神宮本体がそうであったように、他の神社と比較しても神武天皇に対する思い入れの強さが半端ない。当たり前か。
そういった背景もあり、似たような時期に同じ近鉄で同じように神社を重視して建てられた宇治山田(伊勢神宮最寄り駅)をふと連想する。デザインは全然違うんだけどね。

せっかくなので、入場券を買って改札内にも入ることにした。

近鉄の入場券使うのは初めてかもしれん。

名目上は3路線、直通を考慮すると実質2路線が Y 字に配された駅。Y 字の交点には売店や飲食店がいくつも並んで便利そう。

昔ながらの地上駅スタイルで、構内踏切もある。ここでしばし行き交う車両を見物するとしよう。

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