その道はうどんに通ず (9) 色彩祝福

お湯を注いでしばらく置いておくとできあがるタイプの非常食ごはんをもらったので、早速夕飯メニューに投入。思った以上においしい。すでに同タイプの商品は買い置きがあるから、たまにチェックして期限内に食べるとしよう。
では引き続き1月のことでん攻略から。

そろそろ電車が来る頃合なんだがな。まだかなー。

と、先に逆方向の電車が来た。2両だし塗装もオリジナルだが、誰がどう観ても往年の京急顔そのままで走っている。首都圏目線では不思議な気持ちになるね。

ほぼ同じタイミングで高松築港行きも登場。あ、ローカル電車広告の常連だ。てのはさておき、いずれもなかなかカラフルでよい。

中は若干昭和の香り漂うレトロな雰囲気もありつつ、乗車する分にはいたって必要十分。昔の車両は椅子も座り心地いいし。

なわけで、あっさり築港到着。

数年前の訪問時は沿線をちらっと覗いたのみで、乗車すらできなかった。今回ようやくの初乗車である。

ここから JR の駅付近まで延ばす話も過去にあったとかなかったとか。結局それは実現しなかったが、それでも駅はそこそこの数の人で賑わっている。

構内に戻ると、ほどなくして次の電車が着いた。って、おや?

なにか派手ですね。真正面にどーんと鎮座することちゃん。人がいっぱいで側面まで見通せないが、もしやラッピング車か。

そのようだ。駅の壁に紹介文とダイヤが貼ってあった。「ことちゃんひやく号」というらしい。100周年だから、ひゃく→ひやく→飛躍、とな。なるほど。

鉄道会社の節目を祝う車両から降りてきた人たちの中には、人生の節目を迎えた様子の人もちらほら。観ての通り成人式ですね。自分は着ることなく終わった、振袖に真っ白なショールが、構内に彩りを添えていた。

※続きはこちら→(10) 懐古体感・1

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。