紅葉の山からこんにちは (1) 河を渡る
27 Nov 2014
やっと髪切った。担当についた人が接客若干頼りなくて大丈夫かと思ったが、腕はしっかりしてたっぽい。よかった。次回も行くかどうかは、その後の経過を観てから考える。
さてここからは、海外の話してる間に周回遅れになったネタを一旦おいといて、季節に合ったお話を優先するよ。秋景色シリーズ3連となる予定。まずは今月第3週の県内著名スポットから。

箱根登山バス。乗車はほんの4区間かそこらだったが、車窓から観ていたらとんでもない上り坂。こりゃ乗って正解だわ。
で。やってきたのは、かつて再塗装工事時に落合車掌(当時)が「数年に一度しか観られない貴重な姿です!」とぶちあげて車内を爆笑に巻き込んだ、あの橋。
いわゆる出山の鉄橋である。正確に言うと、ほぼ平行して架かっている橋の上。
同じことを考えた人もちらほらおり、我々の滞在中にも数人が入れ替わり訪れてはシャッターを切っていた。そして、多客に備えてほぼすべての電車が3両編成で組まれていた。
江ノ島と並ぶ神奈川2大安近短観光地、箱根。この秋に人が押し寄せる理由はおそらく2つあった。ひとつはいうまでもなく紅葉。そしてもうひとつ。
11月から入ったばかりの新車、3000 形=アレグラ号。つい鼻炎薬だの音楽記号だの(それはアレグロ)いらんもんを連想してしまうが、提携先・スイスの少数民族の挨拶語らしい。
となると、旬の新車に旬の紅葉を合わせたくなるのが人情である。見頃にはちと早かったようだが、せっかくなので少し粘ってみよう。
一番いい感じに色づいていたのは、橋のたもと西側の大きな木。
緑もいいけど、オレンジから赤へと移り変わるグラデーションにも、朱色の車体はよく似合う。
多分、翌週か翌々週(つまり今頃)はさらに色づきが進んでいたのではないだろうか。ま、天気よかったからいいとしよう。
現時点でアレグラは2両。他形式と組み合わせて、強羅方(湯本発車時基準)に1両つけるのが基本のようだ。
組む相手のうち、2000 形の一部が塗装をアレグラ風に変えたというのは知っていた。それをサイドから観ると、こんな感じ。なんとなく編成美っぽくていいね。
もう1両は普通の 2000 形とのコンビ。11時を回った頃になって、ようやく鉄橋が渡る川にも陽が入るようになった。
しばらくしたら西側の影が伸びるだろう。出山の順光タイムはほんの束の間。
アレグラ最大の特徴は、とにかく窓がでかいこと。どの窓からも眺望を楽しむ人々の姿が見える。新車にカメラを向ける我々の姿も、バッチリ見えていたことであろう。
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