続・あじさいに電車 (1) 独演会と索道

近頃暑くて半袖常用になったはいいが、電車やバスが寒い。そこで今日は「ハイネックのノースリーブ+羽織り物」。冷房強い場所には最適だが、今度は帰宅して上脱いだら首が暑く腕が寒いという矛盾に。夏は難しい。
んじゃ梅雨箱根の巻、ここから2週目のリベンジ編。

今期2度目の小田原駅の片隅には、ひっそりほおずきが飾られていた。

沿線に風物詩がいろいろあるのはいいことだ。

案の定、今回も行列のできる箱根湯本。ただ、車道の方が片側交互とはいえ一応開通したので飛躍的に楽な並びだった。到着後10分そこらで「改札内」に戻ってこれる程度には。

そして目の前の電車を見送り、次を待つという選択ができる程度にも。結果、前週と同じ時刻の登山電車になった。無事着席して窓の外を眺めていたら、目の前で乗車制限用の仕切りが撤去に。どうやら我々の組が最後の行列だったようで。

ただ、この 14:51 発の電車は思いがけない時間を与えてくれた。

出山信号場から望む鉄橋。塗装工事のため覆いが掛かった残念な姿だが、なんとこれを「数年に一度しか観られない幻の橋」と無茶な形容をした方がいらした。ほかでもない車掌さんである。仮に O さんとしておくが、そもそも発車直後からネタ満載のトークが続出。以下ほんの一例。

  • 紫陽花の名の由来。ただし前夜にネットで調べたので「今まで知りませんでした」
  • 見えるのが一瞬すぎて難易度高い函嶺洞門→「もう通過しましたよ」
  • 登山は駅伝選手より電車の方が遅いことを所要時間で表現
  • 最小半径のカーブで「先頭車両のお客さんの顔が見えます」→窓から手を振ると振り返す人続出→「ありがとうございます」
  • 大平台手前で「今年の春、社員が仕事終わりに植えた」紫陽花が「急激に」増えることを強調(急激にって3回くらい言った)

一事が万事この調子なもんだから、車内はたびたび爆笑の渦。スイッチバックで運転士さんと交替するため車外を歩くと乗客がカメラを向けまくるという事態に。まあわたしも撮ったわけだが。上の写真のカットした左半分には本当は O さんが写っている。

そんな O 車掌のおかげで、強羅まではあっという間だった。

せっかくここまで来たので、ケーブルカーも撮っていくことにしよう。つまりこの 133‰ の坂道を登るんですね。ふぅ。

駅間をちょろっと観察して、そこそこ咲いてそうなところを選んで。

まずは下りで1枚。もっと引いたアングルでも撮ったものの、ちょうどいいところに柱がさくさく立っているのが惜しい。

えぇ、こちらでさくっと刺さってるあの柱でございまして。

ふもとで降ろした客のかわりに新たな客をぎっしり詰め込んで、ケーブルカーは花に囲まれた道をすいすいと登っていった。

来てみて思ったのが、この1週間は思った以上に大きいということ。開花状況的な意味で。

さて、今回はどうなることやら。

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