信濃路は山の中 (3) 歴史佇む
27 Apr 2014
今日は雑貨買い物デー。ついでに手持ちの春服に合わせるものも探そうとしてみたが、既に売場が完全に夏。遅かったか。夏が終わる頃にまた出直します。
さて本日も引き続き別所線見物から。
駐車場の片隅で、いかにも年季ものの電車が静かに寝ていた。丸窓電車というそうで、確かに側面窓の一部は楕円形をしていた。
引退して四半世紀以上は経過しているようだが、シンボル的存在として丹念にお手入れされているのか外観はとっても綺麗。活躍していた頃の姿を、さっき観てきた風景に重ねる。
そんなこちらは終点の別所温泉駅。
今は1面1線として運営しているのだろう、線路奥のホームだったらしき場所は花壇になっていた。
頭上には懐かしくもピカピカなホーローっぽい看板。どうやらエメラルドグリーンで駅舎を塗るのは、ある程度各駅共通の仕様らしい。
せっかくなので、駅舎の正面にも回って観察。
残念ながらここの桜は開花すらしていない。でもつぼみはいい塩梅だったから、訪問が翌週だったら見頃だったかもしれん。こればっかりは仕方ない。
入口上部に設けられた看板もかなりの年代もの。筆で書かれた字もさることながら、旅館組合の書体にものすごく昭和を感じる。
待合室はそこそこの広さだが天井が高く、実際よりも開放感がある。
おっと、なんだかんだで14時過ぎた。そろそろ先へ進まねば。
そんなわけで今回は電車と駅舎を見学しただけで終わった。乗ったりするのはまたそのうちね。しかし県内には他にもまだまだローカル私鉄があるんで、全部回りきれるかどうか。
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