大駿河の小さな駅 (2) 漁師町の面影

ポスターの類がついてくるとだいたい毎度しまいこんで終わるのだが、今回入手した分はなんとなく保存する方向で検討中。しかし飾るとしたらフレーム買ってこないと。60×42。でかいぞ。飾れるのかそんなん。
まあそれはさておき、引き続き静岡の旅から。

新静岡から乗り込んだ電車に揺られること20数分。

終点ついたー。結構速いね。逆に言うと各停でもそのくらいの時間で着けちゃうくらいの距離しかないという。

ここまで世話になった車両は、コカコーラのラッピングだった。派手だけど、コルゲート部分を避けてる辺りからすると結構前に貼られたものだろうか(後述するが、別広告でフルラッピング車もある)。

というわけでこちらがもう一方の終端、新清水。

シンプルやねー。昭和のビルから一部だけ切り出してきたかのような雰囲気でもある。

しかし、ローカル路線で平屋で地平ホームで終端となるとやっぱりこうなるのか。阪急の支線で多発するタイプ。

で。この駅に到着する寸前の地点に、撮影地がある。着いてみたらまさかの先客。特に最近新車が入ったとかいうわけでもなく、失礼ながらそんなに注目度抜群というわけでもない沿線で、同業さんがいるとものすごい意外感があるのは否めない。

こんなところ。
絵に描いたような「編成撮りに向いた鉄橋」である。ただ川沿いが自分の背より若干高いくらいの堤防なので、ちょっと線路から距離を置いたところにある階段を使うか、もしくはライブビューのお世話になるか。

後者をやってみた。おや、セノバじゃないですか。先程はお世話になりまして。と、このように新しめのラッピング車は全面貼り付けが可能な模様。これができるかどうかって、ご予算というよりは技術的なアレかね。

正面顔に3色の斜め線が入っているタイプも何本かいた。これの側面はラッピングというよりシール。

と、雲たっぷりの空はともかく、ひとしきり撮ったところで駅に戻る。短い道程ではあったが、小さな店が静かに並ぶ路地からは、昔はもっとにぎやかだったであろう空気がうっすら漂っていた。

線路とホームが交互に並ぶ2面2線。いよいよもって昔の甲陽園的な造りで少々懐かしい。

ものすごいにわか造り感漂うミニ改札もあったので、こちらから構内に入る。折り返し進みながら、随時おもしろそうな所に立ち寄っていくとしよう。

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