山とアプトと機関銃 (7) 歴史をおもう

そういや、一昨日ようやくクリスマスツリーを出した。ちっちゃい頃家にあったツリー、どでかいと思ってたのに実は 1m もなかったことを知ったときは驚いたなー。幼少時の記憶なんてそんなもんです。
さて、井川線の駅観察もぼちぼち終盤。次回はおまけ編。

踏切の近くに、草木に埋もれた古い駅名標が残っていた。

長島ダム工事でルートをつけかえる前の名称「かわねいちしろ」。

すぐ脇に、いかにも旧線のものらしきトンネル。現駅で懐中電灯を借りて探検もできるそうだが、そこまで時間なかったのでそれはパス。
て、これじゃさっきの市代吊橋(前々回参照)と方向が合わんではないか。うーんうーん、としばらくうなって気づく。つけかえは90年代のが初めてじゃなかったってことですね。そういや吊り橋の解説に、昭和29年延伸時に鉄道用途終了って書いてたな。つまりこうか。

  • 初代:吊り橋を渡るコース
  • 2代目:駅出てすぐトンネルのコース
  • 3代目:アプト化して現在に至る

なるほど。

ところで、その吊り橋の傍らにある何かの機器がやけにかっこいい件。後ろの紅葉の影響で水車っぽく見えなくもない。

そうこうしているうちに、次の列車登場。

だいぶブレてんのは御愛嬌。こちらのマークは接阻峡の「せっそ」。

客車を待ち構えていた機関車も、後を追って駅構内へ。ごっつい足元を改めて堪能する。

せっかくなので、アプト式最大の特徴・歯車が見えるかどうかがんばってみた。

うおー。厳しいけどなんとか見えますかね。3列並んだラックレールの一番手前にがっちり噛んでる、機関車側の歯車ひとつ。皆これに興味津々で、ストロボ焚いてる人もいた。

ここで旦那さんが気づく。車輪上部にモーターが3つ。どうやら、真ん中のものが歯車用のようだ。やっぱり山登りには力が要るんやなぁと至極当然の感想を抱く。
ついでと言っては何だが、車体のロゴがものすごく写実的やね。歯車とレールの噛み方が絶妙。なお、隣の “20th” は多分今年限定。

こうして、すっかり陽も傾いた中、列車は峡谷へ向けて旅立つ。

我々もそろそろ家路への一歩を踏み出すお時間。じゃ、あとちょっと寄り道してくか。

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