老若男女の休日

話のきりがいいので、今日はさっき撮ってきたばかりのものを。昨日も出かけたので軽いおでかけにしようということで、ちょっと上野行ってみた。ちょっとという割に運賃が結構かかってるのは秘密。

我々が到着してカメラを出す前に、入線という名のセレモニーは概ね終わっていた。なんか昨年度より時間が早くなってるような気がしないでもないが、まあそれはそれ。

ホームは例によって乗客と見物客で渾然一体の様相。中でも、妙に多いのが熟年層より上のおっちゃんおばちゃん。明日が平日という点を差し引いてもやけに年齢層が高い。はて、なんでかね。
その疑問はあるアイテムで解決した。

添乗員さんらしき女性が手にしていた旗には、はっきりと「大人の休日倶楽部」のロゴが。あー、そりゃそうなるわ。納得。我々にはまだ使えない手段である。

そんなわけで、日曜出発のカシオペアが発車を待つ13番線は熱気に包まれていた。

いや、別に機関車本体やカハフから放たれる空気が熱いって意味じゃなくてね。確かに熱いけど。

乗務員さんたちは淡々とかつ確実に出発準備を進めている。

一方、ホーム端は相変わらず大盛況。発車時刻が迫るごとに徐々に人口が増えていく。こんなこともあろうかと我々は反対サイドに移った、かというとそうでもないが、とにかく混雑は対岸の出来事。

とりわけ先頭部で記念撮影する人はたいへん多く、お子様を中心に入れ替わり立ち替わり。この時のためだけに上野へ来たという鉄分豊富なご家族も多かったかと。

撮影者が我を忘れて不思議ポーズになることもよくあるんじゃないでしょうか。と、時々不思議ポーズになっているらしい人が言ってみる。

そんなこんなで、たいへん多くのお見送りがついた中、ほぼ定刻に発車。
一応臨時列車とはいえ、毎週欠かさず走っている列車が毎度毎度これだけ人を集めるのも、改めて考えるとすごい話ではあるな。

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