あじさいに電車 (1) 行列成す花見

旦那さんの実家からお中元をいただいた。ビールとジュースの詰め合わせ。こういうギフトセットで氷結も入ってりゃいいのにー、と多分無理なことを想像してみる。贈り先のお子様が間違って飲むからしないんやろな。
さてここからは、久々に最近の時期ネタを2週分続けて。てか初回で物足らんかったから同じ所へ2週連続で行った話。

地元で昼食後、だらだらと東海道を揺られること数十分。

さらに小田原で白い特急を見送り、朱色の各停に乗り換えて少々。
なにげに久方ぶりの箱根湯本。だが、そこで待っていたのはいつもの乗り継ぎ風景ではなかった。誘導に従って進むと、何故か改札なしで屋外へ。橋上改札の真下にあたるスペースに広がっていたのは、コーンに沿ってくねくねと幾重にも重なった大行列であった。

これでも行列半分くらい進んだ状態。ツアー客も多数いたが、追い打ちをかけたのが数日前の台風。なんと土砂崩れで国道が通行止めになってしまい、その分だけ人がこっちに流れてきたっぽい。ひえー。
というか、土砂崩れというなら実は電車も食らっており、訪問直前まで運休していた。まぁそれが再開したからこそ来たんだけど。

そんなこんなで、本題に入るまで30分近く待つ羽目になったが、何はともあれ箱根登山鉄道である。箱根の梅雨といえば紫陽花。これが観たくて頑張って並んだのだ。

せっかく乗車できたので少しでも前進しようということで、まずは宮ノ下。

ホームには見頃の花が並ぶ。同時に降りた女子グループも、携帯やらコンデジやらのシャッターを切りまくっていた。

親子連れも結構いた。場所柄、ここから宿へ向かう人も多いかと。そして日帰りっぽい客でごった返す車内。

ここで一旦改札を出る。1日券を小田原で買っておいたので、出入りは気楽。

駅の湯本寄りは両側とも紫陽花なのだが、開花がいまひとつだった。後日のリベンジを考えたきっかけはここかも。

ま、とりあえず並びをきっちり観れたのでよしとするか。ここよく並ぶけど。

ホームへ戻り、花を眺めながら次の電車を待つ。

ひとくちに紫陽花といっても意外といろんな品種があったので、それはまた後日まとめて。

「次の電車」をよく観たら、さっき30分並んで乗ったのと同じ車両だった。

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