にしめぐりのうた (3) 線路の果て・3

そろそろ冬物とかクリーニング出したいよねー、と週末話していたら、きたきた。セールの告知。今月いっぱい安いようなので、気候的に大丈夫そうならダウンも含めて一気に行こっと。
そんな気候の折ですが、もしかすると今日より暖かかったかもしれない関西の話は続く。

短時間ながら満喫した宝塚をあとにして、宝塚線へ。こちらも北側は初乗車。種別だけは「急行」だが、停まり放題なのは末端部の仕様のようだ。ガンガン飛ばす他線の特急に慣れた身には随分のんびりと感じる。

そうこうしているうちに、次なる分岐点・石橋に到着。

阪急で支線が出ている駅は、みんなホームが Y 字型もしくは T 字型に地続きになっている。しかも相手の本線は梅田方面ゆき。外側にあるからそれは必然か。

ちなみに、わたしが石橋まで来たのは大学受験以来である。きっと自分も渡ったであろう踏切には、阪大の皆様とおぼしき学生さんがぞろぞろ。紛らわしい話で恐縮だが、わたしの代は特例で受験会場が阪大や岡大に設けられたから来たわけで、別に阪大そのものは受けておりません。

と、そんな特殊事情はさておき。石橋から出ている箕面線もきちんと乗っていく。

箕面駅は2面2線。改築前の甲陽園を左右反転してちょっと立派にしたような印象。

小さいながら観光地ということもあって、外に出ると結構立派な駅だった。少し前にできた足湯、もうちょっと寒かったら寄ってってもよかったかな。いや、しつこいようだがこの日すごい暑くてさ。

そしてここもまた阪急支線終端駅の基本通り、見事な完全バリアフリーだった。

ひとしきり見物を終えて石橋に戻る。そういや、箕面線にも幕車と板車が両方いるんやね。激レアかと思ってたがそうでもないらしい。

さあ最後の関門へ向かって移動だ。蛍池通過時点で、旦那さんも宝塚線クリア。一旦淡路まで戻り、しばらく待たされた後、ようやくターゲットの列車を確保。これをまた終点まで乗る。

着いたところは絵に描いたような昭和タイプのニュータウン。本当はもっと延ばしたかったかもしれない線路は、そこであっさりと終わっていた。

北千里。窓の外には団地のテンプレ。

おそらく学生時代に数回使ったはずだが、記憶があやしくなってきた。どっちかっつーと千里中央派やったからなぁ。とはいえ、千里ニュータウンつながりであることは変わりないので、千中と似たようなにおいはする。

この千里線、地下鉄直結だから便利かと思いきや、意外と運転間隔が広い。来た電車でさっさと引き返す。

最後に天六まで乗って、半日かけた阪急制覇の旅は無事終了。じゃ、夜になる前にチェックインしますかね。

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