遅れてきた避暑地 (3) 港町に走る
21 Oct 2024
なかなか書き進めてないんすけど、地味に忙しくてですね。あんまり貯めると年越しちゃうネタが出かねないんで、もうちっとこまめにやりたい気持ちはあるものの。かといって端折りすぎると数年後に困ったりするし。うーむ。
てことで9月北海道旅、初日ラスト。
郊外をぶらぶらしていたらだいぶ暗くなってきた。まずお宿に入ろう。
「ドーミーイン PREMIUM 釧路」さん。温泉の出る大浴場があるってのも選定理由のひとつ。
ちょっと珍しいレイアウトの部屋だが、実は大荷物広げるのにとてもよい。
でだ。このお宿、著名スポットの目の前に建っている。
これは幣舞橋(ぬさまいばし)。まあ一般的には読めんね。自分がすんなり読めるのは、むかし地震かなんかで NHK の定点カメラがここを映してたから。それはさておき、ここは別の意味でも観光名所として推されている。
釧路川に沈む夕日を眺められるスポット。て、今日はちょっと雲多いかな。
まあ陽が出てるだけよしとしよう。
しばし堪能して橋を離れる。ここから駅に向かう一直線の道は北大通というようだ。
ネタにしてほしそうなタグ。でも実際ほんとに涼しいんだなこれが。9月なのにさっぱり気温が落ちない関西から来た民、快適さに驚く。
駅まではそれなりに距離がある。だからバスでも乗ろうかと思いきや、駅方面へ向かうものが見当たらない。だから歩いているわけだが、そのおかげで街角の「鶴っぽいなにか」に出会う。
足元にもタンチョウ。本物にはそう簡単に出会えないだろうなぁ。
幣舞橋から歩くこと10分少々。
釧路駅でございます。わー、これは最近あんまり観なくなった国鉄駅のテンプレ。
コンコースも昔ながらの雰囲気が漂う。ちなみに IC カードは使えません。
それにしてもガードが堅い。ホームに通じるドアを全部閉めればかなり風を防いでくれそうだ。さすが試される大地。
地下通路を経て別ホームへ向かうと、エスカレーターごとバッチリ囲われている。てかこうしないと雪が吹き込んでヤバいわな。
寒さ対策は現代レベルな一方、ホームの一部は昭和の風情を色濃く残している。
片隅には、かつて近隣にあった炭鉱の歴史を語る展示物。
駅に着いて早々、我々は昼間の大きな勘違いについて答え合わせをしていた。
ノロッコ号、実際はこの日も運転されていた。湿原で1時間待てば来ていたのである。それが判明したのは、入場前に回送する場面に出くわしたから。と、ネタを逃した話はともかく、観れるものを観察。
ほどなくして着いたのは根室本線の鈍行。お、なんか綺麗というか現代的やな。同線では2年ほど前に導入された H100 形、電気式気動車(ハイブリッドではない)らしい。DECMO という名前もついている。
後を追って特急おおぞらも到着。キハ 261 系、折り返し札幌への最終便になるようだ。
新しいモノばかりかと思いきや、花咲線(根室本線の東側)は国鉄世代のキハ54形。民営化直前の置き土産が、地方では意外と健在。
じゃ、今日の撮影はお開き。夕飯にしよう。
釧路の繁華街は駅前でなく幣舞橋付近。お宿のクーポン対象という理由で、こちらの「あぶり家」さんに入る。
これが大当たり。とりわけ牡蠣フライや子持ちししゃもが絶品。焼いてもジューシーなアスパラなど、どれも大変おいしくいただく。
そして、部屋でいただくデザートも地元ならではのお店で仕入れ。みんな大好き北海道ご当地コンビニ、セイコーマートの出番だ。
セコマという PB 商品が多数並んでいたので、それを目印にチョイス。とうきびソフト、だいぶ濃厚だった。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。