名列車は変身する (3) 蘇る八雲

今のヘアスタイルだと、少し伸びるだけでだいぶ暑い。日曜の用事もあるし、ここらで切っておこう。首筋が軽くなりリフレッシュにもなった。そして BGM は切ってる間のお隣さんの会話。客だけでなくお店の人もようしゃべる。なんとなく下町感漂う空間だった。
さて6月末の岡山旅、おまけの部を開催した話。

改札を出て、駅ビル(さんすて)でランチをいただく。が、せっかくはるばる岡山まで来ておいて、それだけで帰るのももったいない。

そうだ、アレ観ていこう。構内で大アピールされてるコレ。

ということで、入場券で駅に入り直す。

あらゆる方面から次々に列車がやってきては出てゆく。南風は四国へ、いなばは山陰へ。

あちこちのホームを最大限に活用しているのか、ちょっと目を離したらなにか出入りがある多忙な駅。

岡山にもとうとう新車の波が到達したようです。227 系だから形状としては知ってるけど、これは岡山限定モデルの Urara。

って新車だけになってなかったー! ふつうにいたよ黄色い 115 系。現時点ではまだまだ最大勢力っぽい。

年代物は駅舎も然り。メインの動線はだいぶ現代化されたとはいえ、ご長寿な箇所もまだまだ現役稼働中。

ついさっきまで使われていた2番線が空いて、奥で待っていたやくもがようやく入ってきた。

273 系。2代目はるか=271 系と似たようなものらしいが、塗装が違えば大違い。そこはかとなく国鉄の名残すら感じられる。

横顔にあしらわれた雲模様がなんだかかわいい。

先代の HM から引き継がれた列車名の文字も、やや今風にすっきりと。地色は「やくもブロンズ」。

LED でもだいぶがんばって再現。

当駅発だし停車時間には多少の余裕があろうと踏んで、ホームを移動。

さすが新車、つやつやである。うかつに立つと自分が映って大変。

2番のりばの片隅もまた、やくも仕様にカスタムされている。カラーリングを統一した待合スペース。

ベンチも雲。長時間居座るもんじゃないし、かわいいからよし。

8両で運転するような繁忙期には、ホームもさらに賑わうことだろう。

このあと発車まで見送った。構内の随所に、新型入ってうれしい感があふれている。

でだ。入場してまだ20分、やくもだけで帰るのもまたもったいない。もうちょい見物。

時折貨物も通る。この列車はまさかの東から入場で、そこらへんで乗務員さんの交代をしていた様子。

別列車では変わった「荷物」も。うまく撮れてないが、2両目はパンタが上がっていない。入出庫目的での便乗では、と旦那さん推測。

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