この時代の端境に (5) 山間を過ぐ

ご近所バスの運行本数が減ってしばらく経つが、運転歴が明らかに浅い運転手さんに当たった。バス停の名前を間違えかけ、坂道発進でエンスト。そんな状態で現場に放り込まれたのも気の毒。それくらい人手不足なんやな、と妙に納得してしまった。
さて春の連休帰省、初日の寄り道はほどほどに。

まだ店が多そうな美濃太田のあたりで昼食を済ませ、あとは41号線をひたすら北上。

必然的に高山本線と並走する時間帯も多くなる。飛騨金山で時刻表をちょいと覗いてみたが、しばらくなにも来そうにない。ちょうどさっき1本行ってしまったのだろう。もうちっと移動するか。

今回の帰省にあたって、実家滞在中に何をするかはほとんど考えずに来てしまった。海外渡航が1ヶ月後に迫っていてそっちで頭がいっぱいだったのもあるし、そもそも近隣の有名観光地はほぼ制覇してしまい、ネタ切れに近い面も否定できず。駅間撮影地は翌日行けたらちょっと行こう、くらいの感じ。
で、お手軽撮影といえば、前も来た焼石。

山桜もわずかに残りつつ、新緑が見え始めた山の斜面を背景に、毎度おなじみひだが来る。

うおっと、ひっぱったらスレスレ選手権になってしまった。
意外にも(?)短い5両。連休序盤の午後だし、そんなにたくさん車両が要るほどの混雑ではなかろう、と納得。結果として、ひだにしては珍しく編成がきっちり揃っている。

山裾にへばりつくように飛騨川沿いを走る区間が多いことを考えると、駅周辺がやたら平たく見えてくる。とはいっても、ここでだってすぐ脇に山が迫るようなところを走ってることに変わりはないな。

金山で行き違いの運用だったのだろう、ほどなくして反対方向から各停もやってきた。

側面の写り込みがやたらくっきりした結果、ステルスっぽくなってんのは仕様です。

国鉄世代のキハが姿を消してからはや数年。気動車であろうと変わらぬ東海標準テンプレ顔も、すっかり馴染みのものになった。ひだに近い配色になって統一感が増したかも。

実家の立地を考えると当たり前なんだが、想定よりめっちゃ早く着きそうだ。まあええか、茶でも飲んでゆっくりしよ。

風向きによってはまるでやる気のない、連休恒例の鯉たちは、それなりに泳いでいた。

さすがにこちらでも終わりつつある枝垂れ桜。そういや、あの桜はどうかな。明日行ってみるか。
などと考えつつ、あっという間に到着。田舎で喜ばれるハイカラおやつ(阪急か阪神で仕入れた関西ブランド)をおみやに渡しつつ、それがそのまま自分のおやつになる。その後夕飯にかけて、予想外の展開を予感させる両親の近況に耳を傾けるなどして、この日は終了。明日はまあゆっくりめに出かけよう。

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