城をゆく年けふ越えて (2) 特急の往来

お天気が大変よろしかったので、ドライブを兼ねてアウトレットへ。ちょうど春のセールが始まったばかりで相当賑わっている中、それぞれに買いたかったものを無事確保。日差しも非常に暖かく、これは開花も早まる予感ですな。
さて年末年始帰省旅は初日の鉄分補給。

せっかく初訪問の自治体にいるので、もひとつ寄っていこう。

丸亀駅。城付近から歩けない距離ではないが、後の移動を考えて車も駅前に移しておく。

いかにも地方都市の特急停車駅って感じの規模。そこの東横インはオープンからそんなに経ってないようだ。

来た理由はもちろん、普段あんまり観ない四国車両の見物。入場券でおじゃましまーす。

さっき城にもいたご当地ゆるキャラ「とり奉行 骨付じゅうじゅう」氏。こっちではご当地スポーツチームを推していた。

カマタマーレは知ってたが、オリーブガイナーズという野球チームもあるらしい。

さて、何が来るかはお楽しみ。

特定の列車に合わせて来たわけではまったくないので、完全に出たとこ勝負である。

鈍行で来た 6000 系。どっかで聴いたことのある、とてもいい音がする(東芝 GTO)。

次の快速は 7200 系。番号だけは新しいけど、実際は国鉄最末期の 121 系を大改造したものらしい。

足元の緑色に注目する旦那さん。炭素繊維を使った丈夫で軽い素材でできているそうな。

四国といえば特急が多いのも特徴的。小一時間でも結構な本数を鑑賞できる。

南風の 2700 系。令和デビューの同社特急最新型で、松山には来ないので当家としては初顔合わせ。

HM にあたる正面の LED 部分、列車名は日本語と英語が断続的に切り替わる。

8600 系は17年冬以来の再会。

編成がやたら短いのには理由がありまして、若干わかりにくいんで旦那さんに解説してもらった。
これは観ての通り、いしづち。この区間では普段ならしおかぜにくっついて運転しているところ、繁忙期はしおかぜが長編成化するのでくっつけられず、かわりに宇多津・多度津と高松の間をいしづち単独でちまちま往復する。で、西行きは多度津まで営業。

東行きは宇多津から営業なので、丸亀では回送として通過していく。なるほど。
なお、さっきの快速(サンポート)も、時期によっては同様に南風との乗り継ぎを考慮した運用になることがある模様。

というか、時間帯によっては数分おきに来るから地味に忙しいぞ。

実際には回送いしづちの2分前に撮った 8000 系。松山方先頭車だけ帯が赤いのは、グリーン車だからのようで。

これが上下線とも、前述の通り長編成化されたしおかぜということになる。
てな感じで、わりと効率的にいろいろ観れた。そろそろお昼休みにしますかね。

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