梅雨を晴らす国で (6) たらこの宿

ふぅ。昨日は勢いで日帰り遠征したものの、肝心の被写体が出てこないという壮大な徒労。半ばやけくそで代理の物を撮りまくって帰ってきた。大規模遠征前のため追加出費もかなわず。こうなったら運行期間が延長されるようにチームに頑張っていただくしか。
まあそれはさておき、6月岡山は最後にちょっとおまけ。

この日の本来の目的は、実は撮影ではなかった。東京からのお客様が旅の途中で岡山に立ち寄るとのことで、東京へ行くよりは安いからと、岡山で飲む話がまとまった次第。
そのお客様が岡山に着くまで、もう少し時間がある。ひまをつぶそうと駅から多少歩いて、こんなところにやってきた。

岡山気動車区。要は「岡オカ」がついたディーゼル車両の車庫。背後にはマンションやらなんやらがそびえ立っており、ここに住んだら眺めはよかろうが騒音は気になるかもしれんなどと考えるのは、車庫周辺に住宅を見つけたときの恒例行事。

所属車両はおおよそ3種に分けられるようだ。

キハ40、キハ47、キハ120。すぐわかる120はともかく、未だに40と47の見分け方がなかなか覚えられない。今改めて旦那さん等に確認したところ、扉が両開きで車端よりちょっと中央寄りにあるのが47、てことで上写真の左手前は47。

両運転台を観たら40と思え、くらいの感じで。左2両と色違い1両、右4両のうち両端各1両、が40ってことすね。
それにしても圧倒的なたらこ率である。たっぷりたらこ。いつも岡山にさしかかって車窓に見えるたらこ集団はここやったんやね。

敷地のすぐ脇に山陽本線と津山線が通っている。もちろん新幹線も。

せっかくなのであれこれ入れてみた。たらこ、末期色、そして真っ白。

付近には山陽の引き上げ線もあり、なにやらかわいらしいラッピング車が停まっていることも。

この時間(18時頃)から姫路行き。1時間半くらいかかるのを承知で乗れば、まあなんとか。実際、来る時はそうやって来たわけだし。

津山線のたらこが来たところを収めて、撮影は終了。
この後中心部に戻り、お客様と合流して、駅前エリアでふらっと選んでいただいたお店で美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、あれこれと話が弾んだのであった。なお当家は日帰りだったわけだが、さすがに復路はみずほワープを行使しましたわ。

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