サイコロは投げられた (8) 持続性の理想

先日、ちょっと用事で数年ぶりに梅田の医療機関を訪れてきた。なんせ以前お世話になっていたとこやし、担当さんも当時の記憶まだあるし、いろいろと話が早くて助かる。あとは本題の方がいい感じだとなおよいが、それはまあ様子見やな。
なわけで9月白浜旅ラストは復路の乗り物。

我々が今まさに乗ろうとしている、帰りのくろしお。

それはまたしてもパンダであった。いや待て、なんか違うぞ。昨日は頭の上にちびパンダいなかったぞ。その疑問は、側面を眺めて歩くうちに解消した。

人と自然がふれあう系の、なんとなくいい感じの絵柄。1両ずつ異なる色のリボン。

あーなるほどね。SDGs バージョンね。ついさっきイルカショーで観てきたようなシーンもあり。

登場するのは、だいたいあそこにいるような動物さんで占められている。

一応パンダくろしおなのでパンダやや多め。

という、一昨年に追加された3本め「サステナブルSmileトレイン」だそうで。内装もちょっと違う。

まあ結局パンダづくしなんすけどね。外装先頭部と同様に親子柄。カラフルな帯はもちろん例の17色。

背面から観るとちびっこの足だけ見える仕様。

広げるとこうですね。
なお、乗車中に「同一車両内で1ヶ所だけ、ちびパンダが乗っていないように見える席がある」ことに気がつきまして。途中で他の人が座ったんで、終点到着時に確認しに行ってみたところ、

いた。まさかの生まれたてほやほやピンクちび。こんなところにレア要素。

話を戻そう。出発早々、駅で仕入れたおやつを開封。

やっぱりパンダ。いや、プチコンビニみたいなとこでお菓子の選択肢も限られてたのよ。

ただこのパンダクッキー、正面向いてるのはなんと1匹だけ(10枚入り)。いやそこは半分くらい入れてくれてもいいんでは。ともあれさくっと完食、あとはお天気いまいちの車窓を眺めて過ごす。

幸い空模様は回復傾向で、陽が沈む雰囲気くらいは味わうことができた。

すっかり暮れた19時前、大阪帰還。狙ってもないのに往復パンダという幸運を引き当てたことは、素直に喜んでおこう。

こうして、降って沸いた(自分たちで購入したのではあるが)サイコロきっぷの旅は無事お開きとなった。

長らく「一度行ってみたいけど遠くてなかなかねー」リストに入っていた白浜、楽しゅうございました。

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