続・それらは西にある (1) 思い出の山麓
13 Aug 2010
7月3連休の中日は、初日の屋外活動の疲れを癒すことに終始した。だが、外を観れば素晴らしい青空。あぁ、もったいない。明日も晴れたら出かけよう。
果たして最終日もよく晴れた。翌日に引きずらない程度にしようと、午後からゆっくりと出かける。
ふらりと降りた、さくら夙川(すぐやんけ)。
もくもくの雲と一緒に快速を迎え撃ってみたけど、言われるまでもなく見事な逆光。顔が白いからまだましか。順光側で撮ればいいのにと言われそうだが、ただのビルより六甲山系の方が夏っぽくてええやんという理由。
西行きの電車に乗って、次に降りたのは六甲道。前にちょっと書いたかな、大学にいた頃一番お世話になった駅。確かここは各停レベルの長さなら入るはず。夏なら午後遅めの順光が期待できるし。
上りホームの日陰で待つことしばし。電光掲示の快速発車時刻を確かめ、帽子をかぶって日なたに出る。
この瞬間の爽快感は、在来撮りでは久しぶりに味わったような気がした。
実を言うと、221系がアーバン圏内の最重要課題だった。
学生時代には新快速として堂々の活躍を見せていたこの名車も、近年は物理的に劣化が進んでいる。車内 LED のバグなんぞ日常茶飯事。加えて225系投入が確実となった以上、いずれは東海道から押し出される。せめて「快速」としての姿を早めに残しておきたいと、前々から思っていたのだよ。
久々の真面目な編成撮りで、へんな結果にならなくて良かった。
しかし天気いいなー。せっかくなので、まとめて確保。
オレンジの2本線が「221系性能」の目印と覚えたら見分けが楽になった。
最近321系の音も悪くないなと思う。
諸事情により不遇の車両だが、音的にはやっぱり1000番台が好き。みー(磁励音)。
非鉄の人さえ引き寄せる前面展望も、223系が最後になるのかな。
いずれ、207と221が消え、223は快速オンリーに降格、となるのだろう。国鉄世代の湘南色が消えて以来の過渡期が、今来ようとしているのかもしれないね。
というわけで、8両以内ならなんとかなることがわかった六甲道であった。
Comments
こんにちは。
さくら夙川駅で六甲山系をバックにする場合は、午前中早めの時間が順光になりそうですね。はまかぜ2号を撮った時(10時過ぎ)がそうでしたので^_^b
こちらも関西に行く折は機会を見て早めに色々と記録しておきたいものです。
こんにちはです。
そのはまかぜ写真を拝見した時に、午後は逆光だろうなーと思っていました^_^; 早起きすればいいだけなんですけどねw
普段通りの姿でも、過去帳入りする前にしっかり撮りたいですね。
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