予讃ものがたり (11) 国を繋ぐ特急

選挙ねぇ。と、ちらほら貼られ始めたポスターを横目に。毎度やむを得んとわかっていても、やっぱり街宣車はやかましい。勉強の邪魔やし娯楽の邪魔でもあるし。かといってオンライン化が進めば広告うざそうやし。いい解決策はないものか。
なわけで5月帰省旅ラスト。

LED 職人芸は、観光特急のためだけのものではなかった。

確かに当日はこどもの日。にしても、これで鯉のぼりが判別できるのレベル高くない?

そんな駅構内は、1番線が改札と地続きになった毎度おなじみのレイアウト。

改札正面に向けて設置されているのは、当駅に特化しまくった特急案内。全部同じと思いきや、編成長や停車位置が異なるんだな。

国鉄時代から大筋で変わっていないであろうこの光景は、あと数年で過去のものとなる。

3番線の向こう側では絶賛工事中(連休なので作業は行っていない)。

高架化からの2面4線化、ということのようだ。今そこに柱を立てているから、駅全体がうっすら西寄りにオフセットされるのか。大規模工事あるある「工期が押す」はここも例外ではなく、いまんとこ24年度が目標らしい。

ともあれ、一般人に今できるのは地上駅の景色を記録することくらい。

ついでに(?)四国にしかいない車両も記録。いよてつ同様こちらもワンマン車が主流っぽい。

ホームから離れたところに「なんよ」が寝ていた。どの面から観ても派手なことには変わりなく。

伊予灘が停車中の間は、松山駅が本領発揮するであろう時間帯でもあった。

特急大集合。しおかぜ、宇和海、宇和海。と見せかけて中央のは回送。JR で縦列駐車する光景、ここでは日常茶飯事だろうけど、普段はあまりお目にかかれない。

結果、線路がぎっしり埋まる。これは壮観。そして当家、こんなところで予定外のネタを引いていた。

1編成限定、N2000 系先行車。10年前の松山でも TSE を引いたっけな。松山運はぼちぼち良いようで。

と、本来のお目当て以外にもなにかと見どころのある13時台であった。

じゃ、ちょいと早いけど夕方に備えてそろそろ帰るか。

いわゆる葬式期に入ってからあわてるのではなく、普段通りの姿があるうちに撮っておく。これ大事。

昔ながらの風情はいいものだ。現代的に使い勝手を上げるのもまたいいものだ。などと両論併記しつつ、みかん色の電車に揺られて温泉地へ。

人、増えたね。我々にしたって2年間はビビってたものの、みんな注射済ませたことだし、と今年2度めの帰省。

初帰省の時にはなかったお店にふらり入り、両親へのおみやげと称しておやつを買って帰った。その後、年末と同じ店にて4人でディナー。諸事情により2人分のお値段でおいしくいただきました。

こうして、ほぼ「従来通り」のノリが戻ってきた帰省は無事終了。

もらい物も含めて、おやつがさっさと消えたのはいうまでもない。

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