予讃ものがたり (4) 山が囲む終点
5 Jun 2022
今年立てた目標のひとつを昨日無事達成することができた。要するに乗り鉄活動なんすけど、これで関西大手5社クリア。日本最大級の私鉄を制覇できたのは確かなんだが、他地域も含めるとまだまだあるのよねー。なお JR はもうあきらめてる。
さて5月帰省ついでの四国ぶらぶら旅、ここから2日め。
翌朝。せっかく松山まで来ているので、ちょいと足を延ばすことにした。高速をしばし南下、下りたら少々海側へ。
ってちゃんとスタンバイする前に来ちゃったし。あわわ。
ここは法華津峠。四国でも屈指の著名撮影地らしい。30分待てば対向列車が来るようなので、ひなたぼっこがてら待機。
奥には海。手前はみかんを中心とした畑(果樹園というべきか)。なかなかの絶景。
そこからもうちょっとばかり南下すると、本日のメイン目的地に到着。おや、なにか気配がするぞ。
赤い車両が停まっている。はて、ULTRA TRAIN とな。
サイドに回って気がついた。海洋堂関係の車両が四国にいるとは聴いていたが、それのバリエーションのひとつやね。
というわけで宇和島である。
どことなくリゾートっぽい駅舎。ヤシの葉が揺れる駅前。あふれる南国風味。
改札はシンプル。観光チラシの押しが強め。
駅前は駐車場やバス停のほか、片隅に SL のレプリカ。軽便鉄道時代をしのぶものらしいが、付近に「押すと鉄道唱歌が流れるボタン」があって、よそのお子様が無限に押しまくっていた。
この地では闘牛が有名らしい。銅像もあったよ。
駅前だけでもなんなんで、周辺を歩いてみる。終端と反対側、北東へ少々進むと最初の踏切。
あらこんなところに運転区。味のある看板から左に振り向くと、いいものがある。
細いながらもしっかりした跨線橋。写真も撮りやすそうね。
駅側ビュー。右手のような駅前マンションを見かけるたびに「楽しそう」と「うるさそう」が交錯する。
列車がどの線に入っても、ここからならよく見える。
このあと、お迎えしたいものがある。その前に食事を済ませておこう。食いっぱぐれを防ぐため、駅ビルのレストランでランチをいただいて、再び線路付近へ。
お、宇和海。松山と当駅を結ぶ、さっき峠の上から観たのと同じ特急。
駅の外からはっきり見える終端は3番線のもの。かつてはもっと遠くまで線路を延ばす考えもあったとかなかったとか。
跨線橋よりさらに北には車両基地。ラッピングしたものもいるようだ。では、そろそろスタンバイしますか。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。